MENUCLOSE
OSU-NET お問い合わせ
ニュース
昇段レポート
ホーム > ニュース > ニュース > 支部ニュース > 昇段レポート > 福岡支部 浦田和宏 四段昇段レポート(2022年2月27日)

福岡支部 浦田和宏 四段昇段レポート(2022年2月27日)

2022.05.05
昇段レポート

この度は、四段への昇段をご許可いただきありがとうございます。

年齢が58歳となり還暦が近づく歳となった今、まだ体が動けるうちに昇段審査にチャレンジしたいとの思いが沸き上がり、JKO昇段審査会に臨む決意をしました。
昨年審査に挑んだ渡辺大士師範代から審査内容についてのアドバイスを頂きながら、改めて型の指導を受け、自分なりに審査に向けての稽古をやり込んである程度の自信を持って当日を迎えましたが、審査は終始自分の思いとは裏腹に空回りし、「こんなはずではないのに…」という納得の行かない内容となりました。

審査では、とにかく手を抜くことなくすべてを全力で行うという強い意志を持って臨みましたが、勢いが過ぎて基本の突きから「早い、号令を聞いて突くように」との注意を受け、型の審査では、周りの流れに合わせて動こうと隣を横目で見ながら行っていると「キョロキョロするな」との指摘を受けてしまいました。

内心、「やばいな」と思って一次審査の結果を待っていましたが、合格者の名前を呼ばれた中に自分の名前はありませんでした。
「ダメだった」と肩を落としていると、最後にグレーゾーンの発表があり、そこで名前を呼ばれ、首の皮一枚繋がって組手の二次審査に進むことが出来ました。

代表から「グレーゾーンの人は余程組手で挽回しないと合格はありません」との厳しいお言葉を受け、気を引き締めて組手に臨みました。
途中、「そんな組手では受からないぞ」と叱咤激励を受けながらも何とかやり遂げ、最後に合格を頂くことが出来ました。

合格を頂いたものの自分の不甲斐なさに落胆する中、審査終了後に各師範に挨拶に伺った際に、藤原師範から「君は一生懸命にやっているのが見えた。そうでなかったら一次で落ちてたよ」とのお言葉を頂き、努力が報われた気がしました。

今回の審査を通し、やはり四段への昇段は生半可なものではなく、試練を与えて頂いた上でそれを克服して昇段してこそ意味があり、改めてすべてが修行であると実感致しました。
これからの空手人生、四段の帯に恥じぬよう日々精進して参りたいと決意を新たに致しております。

最後に、受審をご許可頂いた緑師範を始め、型を指導していただいた渡辺師範代、共に励まし合って審査に臨んだ津村師範代、応援して頂いた福岡支部道場生のみなさんに心より感謝申し上げます。

2022JKO昇段審査会アルバムページはこちら

※福岡支部の情報はこちらよりご確認下さい。


新極真会について 新極真会で心極める
新極真会への入会者募集中 入会希望者の方へ