この度は、昇段審査を受けさせていただき、ありがとうございました。
私が空手を始めたのは、3歳の時でした。空手を始めたきっかけは、父と兄が空手をしており、その稽古風景をみて自分もやりたいと思ったことが始まりです。
空手を始めたころは、父が先生ということもあり、家と道場での切り替えにとても苦労し、時に反抗してしまうこともありました。
その結果として試合では、なかなか良い結果を出ませんでした。
そして、中学生になった頃、父から「他の道場で、自分がどれだけできていないかを実感してきなさい」と言われ、広島本部道場に所属し、今練馬島本道場でお世話になっている島本雄二先生の指導を受けさせて頂くことになりました。
本部道場では、「基本稽古と移動稽古」の大切さ、そして「周りをよく見て思いやりのある行動」といった、基本的なことですが、私に足りていなかった一番大切なことを教えて頂きました。
また高校生の時には、少年部の指導の補助や、実際に前に立っての指導をさせていただいたことにより、基本稽古や移動稽古の大切さを改めて感じ、どのように組手に繋がるのか深く考えさせられました。
高校卒業後は東京の大学に入学し、ご縁があり同時期に東京に道場を開くこととなった島本先生の道場でお世話になることになりました。
東京にきてからも、広島で学んできたことを忘れることなく、日々の積み重ねを意識し、稽古に取り組みました。
そして、今年に入り島本先生から昇段審査のお話を頂きました。黒帯は昔からの目標であったため、とても嬉しかったです。
審査では、小さな頃からお世話になった広島の方々と、島本道場で出合った方々が、私の昇段組手にでてくださり、とても胸が熱くなりました。
これからも、感謝の気持ち忘れることなく、新極真会の黒帯として恥のないよう日々精進していきたいと思います。押忍
※練馬島本道場の情報はこちらよりご確認下さい。