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長崎支部 池田惣一 初段昇段レポート(2022年3月26日)

2022.05.15
昇段レポート

この度は、昇段審査を受ける機会を与えて頂きありがとうございます。

思えば私が空手に出会ったのは24年前の佐世保実業高校1年の10月頃でした。
高校入学時は野球部に所属していましたが、先輩が嫌で悩んでいた時に空手部にいる友達から一緒に空手をやらないかと誘われたのが始まりです。
野球部を辞め空手部に入り、週1で山田師範がいらっしゃる道場に通っていました。
とても楽しかったので練習に励んでいました。高校3年では部活の顧問でもある中村師範代から空手部主将を任されました。
高校生の時に準2級まで進級しましたが、専門学校に通い始めた頃に道場に行く機会が少なくなり就職が決まってから全く行けなくなりました。

社会人になってからも続けたいと思っていましたが、仕事が忙しく中々行く機会がなく約16年程経ちました。
その頃、息子が私と同じ実業高校に入学していて空手部に入部しました。
息子から、初めて道場に行くから仕事帰りに迎えに来て欲しいと頼まれたので、迎えに行きました。

正直、中途半端に空手を辞めてしまった手前どんな顔をして行けばいいか分からず行きづらかったのですが、山田師範が私を見るなり『お前何しにきたんだ?』と問いかけられて私は驚きました。
高校生の時しかお会いしていないのに、私を覚えて下さっていたのです。
その時の、道場生や昔と変わらない先生、先輩方を見た時に何故かホッとした自分がいました。
自分の居場所を見つけた瞬間でした。

当時、家庭の事情で悩んでいた時で人生に迷って心の中がモヤモヤしていました。
そんな時に山田師範から『息子と一緒にまた空手を始めたらどうだ?』とお声を掛けて頂きとても嬉しく思いました。
同時に心の中のモヤモヤがスッと消えた瞬間でもありました。

空手に戻る機会を与えて頂きました事を感謝しております。

高校生の時から黒帯に憧れていました。
ここまで来れたのも山田師範や先生方、先輩方、道場生の皆様のおかげです。

まだまだ未熟者ですが、先輩方の様に長崎支部の発展に貢献出来るように頑張りたいと思います。押忍

※長崎支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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