この度は昇段審査を受けさせていただきありがとうございました。
これまでの道のりは決して楽ではありませんでしたが、黒帯になるという、一つの目標を達成することができました。
私は小学2年生の頃に東京豊島支部に入門しました。
週に5日の稽古はとても楽しく、空手が生活の一部になっていきました。
最初私は型があまり得意ではなく、組手ばかり練習していましたが、型も真剣にやりたいと決心した1つのきっかけになった出来事があります。
それが、2016年のドリームフェスティバル国際大会で佐野師範の型の決勝戦を見た時です。
その時の佐野師範の「観空」の型に私は感銘を受けました。
それから日々稽古を重ね、ドリームフェスティバル2022大会の型で優勝することができました。
小さい頃からの目標を少しずつ達成してきている今、改めて努力し続けること、諦めないことの大切さを感じています。
今まで、努力してもなかなか達成できなかったり、挫けそうになることばかりでした。
辛くて辞めたくなる時も何度もありました。
努力する意味がわからなくなり、遠回りも沢山してしまいました。
けれど今思えば、それも大切な経験であり、その経験があったからこその今の自分があるんだなと思います。
そしてそう思えるのは佐野師範、家族、先輩方や道場の皆様が、優しく時に厳しく、どんな時でもずっと傍で支えてくださったからです。
今回の昇段審査も、応援してくださった皆さまのお陰で、無事に10人組手をやり遂げることができました。
途中、苦しい時もありましたが、暖かい声援や気持ちに支えられて力が湧きました。
本当にありがとうございました。
今後私は、人から感動を貰うだけではなく、感動を与えれるような人になりたいです。
それが黒帯というスタート地点に立った私の新たな目標です。
この目標に向かって更に努力を重ね、空手に真摯向き合い、取り組んでいきたいと思います。
※東京豊島支部の情報はこちらよりご確認下さい。