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兵庫中央支部 喜多潤 弐段昇段レポート(2022年10月30日)

2023.01.23
昇段レポート

この度は、弐段への昇段審査への機会を与えて頂き、また昇段へのお許しを頂き有難うございました。
私が、初段を頂いたのは8年前のことであり、8年の間に自分の生活環境も変わり、またコロナ禍に見舞われる等から、試合に出場する機会も無くなり、自分自身の目標を見出すことができていませんでした。

今年に入り、山田師範より支部で初の弐段審査を実施予定との連絡を頂きました。
正直、今の状況では難しいと思う反面、40歳になる節目の年でもあり受審のことも考え始めました。 そして、夏場に後輩の初段審査があり、10人組手の完遂に胸を打たれたことで、受審の意志を固めました。

受審決定後は、稽古の日数を増やし、若手選手と一緒に稽古をすることで、体力も付き始め自信にも繋がっていきました。
また、一緒に受審する仲間とも励まし合い、切磋琢磨することで更に強い絆も生まれたと思います。
先輩方には厳しいご指導や審査当日のアドバイス、また道場生からは励ましの言葉を頂きました。

審査当日、不思議と緊張は少なく感じ、基本、移動、型、体力、柔軟と一気に進んでいきました。
審査前に先輩から「疲れが出ても気合い、挨拶は怠るな」と助言を頂いていました。

5本蹴りの際、疲労は出てきていましたが、気合いだけは怠らないように10往復やり遂げることができました。
最後の10人組手では、疲労で手が出ない状態のときでも、周りの方々が熱心に応援、拍手して頂いたことで、完遂することができました。

2回目の10人組手でしたが、完遂した後の達成感は何とも言い難いものです。
日常生活を送っているだけでは体験することができません。空手を続けているからこそ経験できるものです。

最後になりましたが、ここまで私を導いて下さった山田師範、のぞみ先生、諸先生方、道場生の皆様、本当に有難うございました。
今後も、兵庫中央支部の黒帯に恥じぬよう精進していきます。押忍

※兵庫中央支部情報はこちらよりご確認下さい。


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