この度は、昇段審査を受けさせていただき、誠にありがとうございます。
弐段に昇段することができました。
平山先生をはじめ、道場の皆様がいたからここまで空手を続けることができ、段を一つ上げることができたのだと思います。
道場に入門した学生時代は、無心で自分自身の稽古や勉強をすることで、力をつけることができていたのですが、就職して仕事をしながら、結婚して子供を育てながら、年齢と共に減少する体力や、増えてくる怪我等をごまかしながらと、段々とやっていくことが精一杯な状態になってゆきました。
そうなってくるとどうしても、自分自身を見失ってしまい、多くの失敗をしてしまったと反省しております。
同じく働きながら、子育てしながら、怪我や病気を乗り越えながら、成功している方もいらっしゃるので、周りを見れていなかった、そこから学ぶ努力をしていなかったと思っています。
機会はいっぱいあったはずなのですが。
ある意味で、経験したそれらの失敗は自分自身の能力、立場を知れる良い機会だったのだと思いますし、この立ち位置だからこそやれることがあるのだと思います。
私自身には、力もないし、素晴らしい才能があるわけでもない、頭が良いわけではないし、良好な人脈を広げられているわけでも、特別な経験があるわけでもない。
老いもするし、病気にもなる、ただの人間一人分しかもってない。
その中で、どうやったら強くなれるのか、何ができるのかを、いろいろとやっていきたいなと考えております。
人が期待するような素晴らしい空手家にはまだまだ道のりは遠いのですが、先生や先輩方から教わったことを、しっかりと後輩に伝えていかなくてはいけないですし、少しでも強くしてあげたいと思っています。
後から来る後輩が少しでも歩きやすくなっていればと、私自身で進められるところまで、歩は進めておこうと思います。押忍
※北海道札幌支部情報はこちらよりご確認下さい。