この度は昇段審査の機会を与えていただき、また昇段をお許しいただきありがとうございました。
空手バカ一代に影響を受け高1で極真空手を始めました。
その後進学、就職で空手から遠退きその後26才の時に再入門しましたが仕事が遅くまであり月1ほどしか通えずに1年ほどで退会しました。
そして42才の時、父の葬儀で何故か従兄弟と極真空手の話になりました。
それを機に思いが再燃し、再々入門となりました。
元々極真カラテファンの私が、初日に村山師範にミットを持って頂いた時の緊張と興奮と喜びは今でも鮮明に記憶しております。
それから8年が経ち今回の受審の機会をいただきました。
審査に向け準備していく中で改めて通常の稽古が最も大切であるという事を強く感じました。
今まで居残りや特訓での対策用メニューは自分自身が「やってる感、やった感」を感じやすいので審査や試合前はついそちらに気が行きがちでした。
もちろん絶対必要なものですが、それは通常の稽古を補うものであり、軸は通常の稽古にある、そう感じました。
実際昇段審査に必要なものは、全て通常の稽古の中にありました。
十人組手。
脱力し柔らかにスタミナを無駄に消費しない攻防ある組手を目指し稽古してきました。
少しは仕上がったつもりでしたが当日は思い通りにはいきません。
早くも四人目あたりからスタミナが切れ始めました。
動きが止まる度に大きな声援をいただきました。
対戦してくださっている先輩方からも完遂しろ頑張れという気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
決して満足のいく組手ではありませんでしたが、皆さまのおかげで完遂出来ました。
今後黒帯に恥じぬよう向上に努めます。
不器用な私を黒帯まで導いてくださった師範、先輩方、仲間のみなさまありがとうございました。
今後共、末永くよろしくお願い致します。押忍
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