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2022年JKO昇段審査会

2022.02.28
新極真会ニュース

 2022年2月27日、「アンダーアーマー日本総代理店・ドーム有明ヘッドクォーター」にてJKO昇段審査会が開催された。

 今回も昨年と同様に万全の新型コロナ感染対策を講じて開催。第7回世界ウエイト制大会日本代表選手団強化合宿、第16期ユース・ジャパン強化合宿との併催となったため受審者は限られたものの、師範代や分支部長を中心とした20名が昇段に挑戦した。

 審査は来場者の感染拡大防止を徹底した上で、外舘慎一師範の指揮のもと例年同様に基本、移動、型、体力(拳立て50回、ジャンピングスクワット100回、柔軟)の一次審査を実施。約1時間半に及ぶ過酷なメニューを乗り切った合格者は、わずかな休憩のみで二次審査へと移行した。


 二次審査の組手に関しても新型コロナ感染対策として、昨年に続き一次審査を通過した受審者同士が拳を合わせる方式が採用された。その上でグループ分けも設けず、一時を通過した18名が9名ずつ向かい合う形で正対。目の前の相手と1分組手を行ない、終了すると横に一列ずれる形で全員が同時に10人組手に挑むこととなった。

 一本目から激しい組手が見られる中、それでも緑健児代表からは要所で「もっと厳しく全力で!」との檄が飛ぶ。すると受審者の緊張感がさらに高まり、組手の熱も一気に上昇。周囲からの鋭い視線、そしてマスク着用という過酷な条件をものともせず、18名すべてが10人組手を完遂した。

 結果、2名の不合格者はあったものの、二次審査に臨んだ18名全員が合格を勝ち取った。負傷などで調整がうまく進まなかった受審者も見受けられたが、持てる力を最大限に出し切ることで各々が新たなステージへの第一歩を力強く踏み出した。

今回の昇段審査の結果は以下の通り。

昇段者(新段位)
四段
松村成治(静岡支部)
津村秀男(福岡支部)
高野成巳(埼玉中央道場)
浦田和宏(福岡支部)
武田浩樹(総本部 新宿道場)
髙野優希(世田谷・杉並支部)

参段
鈴木啓之(静岡支部)
嶋村法道(江戸川道場)
将口祐太(愛知中央支部)
長谷川真美(埼玉武蔵支部)

弐段
広井孝臣(東京ベイ港支部)
澤田峰之(神奈川北加藤道場)
岡田 大(総本部道場)

初段
福住雄二(埼玉武蔵支部)
香川 治(総本部道場)
菊池則正(総本部道場)
伊藤裕介(総本部道場)
荒木遼太郎(埼玉中央道場)


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