この度は、昇段審査の機会を与えていただき、ありがとうございます。
自分が極真空手を始めさせていただいたのは7歳の時でした。
最初は、実の父でもある小泉師範に連れられて新極真会に入会させてもらい、その日から11歳の夏まで空手をさせていただきました。
他のきっかけがあり一度空手から離れることになりましたが、小学生の間に積んだ厳しい稽古、出場した数々の大会での勝敗の喜びや悔しさは鮮明に覚えています。
高校卒業を機に、人として心も体も強くなりたいという気持ちからもう一度極真空手に挑戦させていただくことになりました。
復帰し始めは全く自分の思う通りに体が動かず、頭では覚えていたはずの技も体が忘れてしまっていました。
上手くいかない時や、きつい稽古の時には何回も自分自身が折れそうになっていました。
しかし簡単に逃げ出して辞めてしまっては人として強くなることはできないと自分に言い聞かせ、父でもある小泉師範と二人三脚で今日まで挑戦し続けてきました。
今回昇段審査を受けさせていただくにつれて、基本稽古、型を今まで以上に稽古してきました。
稽古のおかげで審査当日は自信を持って挑み切ることができ、自分の中では悔いのない動きをすることができました。
今後,黒帯を巻くという事は道場生のお手本となる立場でもある為、普段から模範となれるようにし,また、師範が常日頃から伝えている、極真空手の黒帯取得は人生で例えると成人式を終えたばかりの大人だという事を胸に、模範となる立場でもありながら様々な事を学び、挑戦し続けられるように一生懸命稽古していきます。
最後に、指導してくださる小泉師範、一緒に稽古している道場生の皆さん、空手を通してこのような貴重な体験をさせて頂いた新極真会の方々、全ての方に心から感謝致します。
今後も黒帯に恥じぬよう一生懸命稽古に精進していきます。押忍
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