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愛知中央支部 伊藤生晃 初段昇段レポート(2023年7月9日)

2023.11.06
昇段レポート

この度は、昇段審査の機会をいただき、また昇段のお許しをいただきありがとうございます。

私が空手を始めたのは11年前、私が41歳の頃です。
その頃の私は、身長163cm・体重115kg~120kgでダイエットで会員制プールに行こうか兄に話ていました。
兄が既に始めていた空手を進めてくれて中村道場に体験・見学に行く運びとなりました。
もともと私はプロレスなど格闘技を見るのが好きでした、ですが自分がやることはあまり想像したことがなく少々不安な気持ちで体験・見学に行ったのを覚えています。
その時お会いした空手の先生が大月師範代でした。この出会いから私の空手ライフが始まりました。
最初に大月師範代からミットするから蹴ってみようかとミット蹴りをやらさせていただきだんだん楽しくなりやってみようと思いダイエットも兼ねて入会したことを覚えています。
入会して2・3か月したころ先輩方は優しく突きや蹴りをだしてくれていたと思うですが、私には非常に痛く半年ほど逃げ出してしまいました。その後兄から私と1週間違いで入会された方が『オレンジ帯になったお前どうするの?やめるの?』と言われて、ふっとバッグに入ったままの胴着、白帯、サポーターを見てせっかく買ったしもう一度やってみよう、自分もオレンジ帯になろうと再始動しました。

また稽古に通ううちに先輩方ともお話しできるようになり皆さんに良くしていただき徐々に稽古が楽しくなりました。
それからは週3日~4日稽古に行くようになり生活の一部になっていきました。
それから年月が経ち2級になり半年がたったころ1級審査のチャンスをいただきました。
4月の審査のため、3月から山本師範が指導されています津島道場に行きはじめました。
まだ型ができていませんでしたので中川道場の清水先生や先輩方、その他の道場生、北道場の先輩方から指摘を頂き必死で型を習得しました。

また、私と同じく1級を目指し同士として頑張っていた方の協力も絶大で何とか1級をいただけました。
私が1級をいただき2年が過ぎたころ飲み会で突然でしたが大月師範代から『昇段審査受けるか?』と声をかけていただきビックリしながらもありがたく、押忍有難うございます、頑張ります。と返事させていただきました。

(1回目の昇段審査) 

基本・移動・型を終えた後、組手前に私は組手に進めないこと知りました。
呆然とたたずみ泪がほほをつたいました。その後、徐々に冷静になり自分は昇段審査の厳しさを何処かあまく見ていたのかも知れないと反省しました。
また、私の昇段審査の組手相手をしてくれるために、緑帯から茶帯になってくれた稽古仲間組手相手を楽しみにしてくれていた、私が白帯からお世話になっている先輩方、いつも一緒に稽古してくれている稽古仲間、移動・型など熱心にみてくれた稽古仲間激励の連絡を下さった先輩方、良くして下さる先輩方や稽古仲間に対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そして何よりも、昇段審査の許可を下さり推薦状を書いていただいた大月師範代に大変、申し訳なく思いました。
本当にすみませんでしたという気持ちでした。

その後、山本師範から『今回なんで津島にこなかった?昇段審査は1級の審査よりやる事がたくさんある』とお話しをしていただいて私は『津島道場にいかさせていただいていいですか』とお願いしました。

(2回目の昇段審査)

約6か月、私は(月曜日)瑞穂本部道場(火曜日)津島道場(木曜日)中川道場(金曜日)中道場(土曜日)中川道場に通い、稽古させていただきました。
もう次の審査で合格する強い思いからの稽古でした。
大月師範代をはじめとする良くして頂いている先輩方や稽古仲間を落胆させたくありませんでしたし自分自身何か一つ誇りの持てる一生ものが欲しかったからです。

審査当日は不安もありましたが何故か冷静で落ち着いて基本・移動・型・組手までできました。
また、10人組手の1人目の先輩から既に体が重たくきつかったのですが何とか10人組手をやり終えることができました。
審査が終了して数時間後に山本師範、大月師範代から初段合格の連絡をいただきました。
本当にありがとございました。

最後になりましたが、指導いただきました山本師範はじめ、大月師範代、高田師範代、清水先生いつも一緒に稽古してくださったみなさん、出稽古先で稽古してくださったみなさん、稽古漬けの自分をこころよく送り出してくれた家族、本当にありがとうがざいました。

自分は人生の後半にさしかかる中で、素晴らしい空手と出会い先輩と仲間に出会いました。

これからは黒帯に恥じないように、また感謝と謙虚な気持ちを忘れぬよう精進いたしますので、今後とも何卒よろしくお願い致します。押忍

※愛知中央支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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