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佐賀筑後支部 井上清 弐段昇段レポート(2023年8月6日)

2023.10.30
昇段レポート

この度、弐段昇段をお許しいただきました事について、入門から31年間の長きに渡りご指導いただきました楠師範、川口師範代をはじめ、多くの先輩方、道場生、そして家族に心から感謝申し上げます。
 
楠師範は、私にとって正に優しく、そして厳しく、私の軸がブレることが出来ない、またそれを許さない温厚かつ厳格な存在でした。

極真空手は言うまでも無く、己の痛みを以って敢行する“荒行“ですので、心身の疲弊との戦いです。
そのことを十分に知られた上で、大会や行事の後、BBQ大会や師範ご自宅での新年会などは、世代や道場間を越えて交流できる楽しいひと時でした。
また、仕事との両立を図る”明日への活力“とさせていただきました。

私が31年間続けて来れた理由は、道場生の仕事や家族に対する師範、師範代の深いご理解あってのことだと感じます。
事情あって道場行事に参加できず、度々迷惑をお掛けした際も、やさしい面持ちで接していただいた記憶ばかりです。
叱られた記憶は、私が延長戦の末、判定2対3の惜敗後、後輩の熱戦をボッーと遠目で眺めていた私に対し、「仲間を応援しないで、何やってんだ!」と渇をいただきました。
師範は全てお見通しでした。
私の試合は惜敗ではなく、稽古もろくすっぽの、気持ち負けでした。

副審の師範の旗は相手に上がっていたと先輩に聞きました。
私の人格形成に欠かせない宮崎県交流大会の遠い一コマです。

川口師範代は、私が入門当時、道場での立ち姿は正に“鬼”でした。
道場の若き黒帯、茶帯の攻撃を一切寄せ付けず、ストイックに実践空手を探求される姿が“師範代”でした。

その師範代が四段取得時に猛稽古の末、現役復帰され、試合で“大人の強さ”と感動を与えていただきました。
当時の師範代の年齢近くになった今、私がやれることは何かを考えさせられています。
大事な一年にしたいと思います。押忍 

※佐賀筑後支部情報はこちらよりご確認下さい。


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