前衛的な試みを続ける全関西大会が、今年は大阪府知事公認として盛大に開催される。
世界大会イヤーということで、今大会には世界、全日本クラスの選手もエントリー。
新型コロナの5類移行を受け開会式の演出が復活するなど、かつての熱気が蘇ることは間違いない。
・大会名:第36回全関西大会
・開催日:2023年9月10日
・開催場所:大阪・東和薬品RACTABドーム
・アクセス:大阪メトロ長堀鶴見緑地線「門真南駅」から徒歩3分
・主催:大阪東部支部
出場選手に目を移すと、まずは昨年の世界ウエイト制大会で日の丸を背負った3選手に目を奪われる。
一般男子フルコンタクト中量級には細川昂大が参戦。
前回大会王者の藤本紀龍、藤原猛、水谷翔らも名を連ねるだけに片時も目が離せそうにない。
一般女子フルコンタクト部門では中量級に児玉亜瑞、軽中量級に宇都宮美咲が出場する。
男女それぞれのカテゴリーに力のある選手の名前が散見されるだけに、ブロック大会の枠を越えたハイレベルな攻防が繰り広げられることになるだろう。
選手のモチベーションを高める試みとして、今大会では大阪府知事賞も設けられる。
大会を主催する阪本晋治支部長によれば、一般男女フルコンタクトで一本や技有りが多い選手には記念品を贈呈する他、大会3連覇以上(連続出場が条件)を達成した選手にはゴールドゼッケンが授与されるという。
大阪万博のプロモーションも兼ねている今大会は入場無料だけに、さまざまな人が空手の魅力を再確認する場になりそうだ。
大会主催者:阪本晋治(大阪東部支部支部長)
「大会名に『大阪府知事杯 子ども輝く未来基金チャリティー』という冠がつくように、今回は大阪府知事公認という形で開催させていただきます。
大阪万博に向けての取り組みもさせていただいている中で、プロモーションとしてブースを設置する他、キャラクターの『ミャクミャク』も来場予定です。
また大阪市だけではなく守口市、門真市、東大阪市、公益社団法人大阪観光局様に後援いただく他、今回初めて京阪ホールディングス様のイオンモール様、大阪日日新聞様など企業にも後援していただくことになりました。
それにより守口市、門真市、東大阪市の全小中学校とイオンモール様に大会ポスターを掲示していただきます。
今回も入場無料ですし、たくさんの方に空手を知ってもらえるよう、これからもいろいろ考えていきたいですね」
前回大会男子軽重量級 決勝 榎園仁人 対 早川羅偉