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新極真会三重中央支部 寺家誠秀 四段昇段レポート(2023年10月12日)

2024.02.16
昇段レポート

私は、過去にアメリカ留学中に白人からの人種差別を経験し、また幼少のころ父親からの暴力を受けるなど、過去のトラウマを抱えていました。
しかし、そんな過去を克服するために力をつけ、いつか奴らを倒すという決意を抱き、世界最強と言われた極真空手の道を選びました。

アメリカでパワー空手という雑誌を持っていた友人とともに、極真空手の強さや技術に憧れを抱きました。
彼と話し合いながら、「緑健児なら、あんなアメリカ人を秒殺するんだろうな」などと語り合い、ますます極真空手に向かう情熱が高まっていきました。

そんな私ですから入門当初、私には黒帯を取るなんて夢にも思えませんでした。
しかし、空手の道に進むにつれて、自分自身の成長と向上心が芽生えてきました。
毎日の厳しい稽古や努力を重ねる中で、自信を磨いていったのです。

そして、空手の修行から36年経ったこの度、四段の特別推薦昇段をお許しいただきました。誠にありがとうございます。
その昇段のお話をいただいた瞬間には、喜びと驚きが入り混じった感情がわき上がりました。
私が四段になるなんて、入門したころには夢にも思っていなかったのですから。

36年間の空手の旅で私は数々の困難に立ち向かい、克服してきたつもりです。
人種差別や父親の暴力の過去は私を苦しめる存在でしたが、空手の修行を通じて力強さや精神的な成長を遂げたと思っています。
自分自身を奮い立たせる原動力となったのは、自分が力を持ち、困難を乗り越えることへの願望でした。

今後も私は空手の道を進みながら、さらなる成長を目指して努力し続けます。
この四段への昇段は、私の過去との戦いの証であり、次なる目標や挑戦を追求する原動力となるでしょう。

空手の旅はまだ終わりではありません。私は自分自身に挑戦し、さらなる高みを目指し続けます。
これからも自己成長を追求し、自分の力を信じながら、道を突き進んでいくつもりです。
この度は緑代表をはじめ、副代表、理事役員の皆様、昇段をさせていただき、誠にありがとうございました。

 

※こちらで掲載している昇級者氏名は、支部道場より頂いた昇級者データを参照しています。
三重中央支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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