この度は、五段昇段をお許しいただき誠にありがとうございました。
私が空手を始めたのは33年前になります。極真空手をテレビで見て緑代表の戦いに憧れとにかく強くなりたいという思いで空手を始めました。
試合に出場するようになり憧れていたに緑代表に声をかけて頂いて感動したのを今でも鮮明に覚えています。全日本大会をきっかけに、福岡支部に出稽古に行かせていただけることになった時には、緑代表の情熱をもった指導に感銘を受け、選手を辞めたら指導者として頑張っていきたいと思うようになりました。
審査に向けては今まで以上に基本、型を中心に稽古してきました。日頃から道場生が私の動きを見て真似るわけですから、常々もっと手本になるよう、しっかりと行わなければという思いがありました。型は細かいところまで注意して丁寧に数をこなし考えなくてもできるようやってきました。
今回の審査は、世界セミナーの中で世界中の仲間達との審査になりました。
人種、年齢と様々な中一緒に受審できたのは一生の思い出になりました。そして世界中の人達がこのように日本に集まり一緒に稽古できる新極真会の空手の素晴らしさを改めて感じる事ができました。
また、10人組手では選手時代、試合で戦った仲間達と20数年ぶりに拳を交えることができ、当時の熱い思いが蘇り継続しているからこその懐かしくも喜ばしい時間を過ごすことができました。
最後となりましたが、審査前日には外館師範に力の強弱など細部に渡り教えていただき御礼申し上げます
今後も更に世界に通用する選手の育成、そして新極真会の空手の素晴らしさを、一人でも多くの人に伝えられるよう、精進してまいります。押忍
※群馬支部情報はこちらよりご確認下さい。