この度は、昇段審査を受けさせて頂き、また昇段のお許しを頂き誠にありがとうございました。
自分が空手を始めたのは7歳の時でした。
最初は何も分からなく、ただ道場に行っているだけでしたがだんだん級が上がっていき、試合にも出るようになりした。
試合で勝つために練習量を増やし沢山組手をしている時に空手の楽しさに気づきました。
同時に殴られたり蹴られたりする辛さを知りました。
その辛さも含めてこれが空手なんだなと思い何度も辞めようと思いました。
ただここで辞めてしまったら今までやってきた事が無かったことになってしまうので続けようと決意しました。
そして中学生になり、1級審査を受け初めて5人組というものをやりなんとかやり遂げて合格する事が出来ました。
次の審査(昇段)は10人組で1級審査の倍になるため自分に成し遂げる事が出来るのかと思う事がありました。
しかし、昇段審査の話をいただいた時はそのような事は思いませんでした。
そして必ず合格する。そういう思いに変わりました。
その為には沢山稽古に行き基本、移動、型、一本組手を完璧にしなければいけません。
稽古が始まる前、終わった後の自主練は欠かせません、合格する為に沢山の稽古に参加させていただきました。
審査当日はあまり緊張は無く今までやってきた事をやるだけだと自分に言い聞かせましたが、審査が進むに連れてだんだんと緊張してきてしまい、思ったようにはあまり出来なかったですが、なんとか10人組に進むことが出来ました。
本番の10人組手は練習の時とは全く違い緊張や疲労があり思うように動いたり技を出す事が出来ませんでしたが組手をして下さる方が道場の仲間だったり、兄だったり応援してくれる声が聞こえてきてなんとか10人組手を終えることが出来ました。
そして次の日に合格という事を知らされ念願の黒帯になる事ができ、嬉しさもあったのですがそれより安心感が強かったです。
ただ、黒帯になったから終わりという訳ではありません。
これからも沢山の試合があります。
そこで結果を残せるように日々稽古に打ち込みたいと思います。
最後になりましたが、指導してくださった、師範、師範代、指導員の方々、そして一緒に稽古をして下さった方々審査のお手伝いをして下さった方々応援してくれた皆様、この度は誠にありがとうございました。押忍
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