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新極真会京都南支部 榎本元気 初段昇段レポート(2023年12月3日)

2024.02.22
昇段レポート

この度は、昇段をお許し頂きありがとうございます。

私が新極真会に入門したのは、社会人として歩み始めた21歳の頃です。
当時は格闘技が再びテレビで放送し始め、興味があった私は色々な格闘技、武道がある中で極真空手を選び、新極真会京都南支部へ見学、体験をさせて頂きに向かいました。
その時の明るく活気のある道場が気に入り、直ぐに入門した事を今でも鮮明に覚えています。

幼い頃、父の進めで何度か他の空手道場へ通った事があるのですが、黒帯を締めることなく辞めたので、今回こそは絶対に黒帯を締めることを目標とし、入門しました。
組手の稽古で相手から攻撃を効かされる事、上段への蹴りの恐怖感を覚えた時期もありましたが、必ず昇段出来る!と自分に言い聞かせ、続けていく中で徐々に強くなっていく私がいました。

試合にも積極的に出る様になり、組手、試合の楽しさ、負けた時の悔しさを学び、嫌でも自分の弱さと向き合う事を経験しました。
そんな時にいつも諸先輩方、村山師範が声をかけて下さり、諦めず試合に出続ける事が出来ました。
その経験が今回、昇段審査を最後まで完遂出来る事に繋がったと思います。
10人組手は想像以上に苦しく、長いものでした。
こんなにも自分の身体が重たく動かないものなのか、と何度も心が折れそうになりました。

それでも自分に対し強い相手として立ちふさがって下さった先輩方との一戦一戦に厳しさと共に愛情も感じ、乗り越えた時の村山師範、お相手して下さった皆様との握手はとても暖かいものでした。

合格を言い渡された時は本当に嬉しかったです。
これからは黒帯として恥じないようより一層、強さと優しさを追い求めていきます。

最後になりますが昇段まで導いて下さった村山師範、指導員の方々、一緒に稽古して下さった方々、応援して下さった方々、いつも私のライフワークを理解してくれる家族に心より感謝申し上げます。押忍

※京都南支部情報はこちらよりご確認下さい。


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