この度は、昇段審査を受審する機会を与えて下さり、有難う御座いました。
僕が空手を始めた年は、年少の頃でした。始めは、あまり意味も分からず、言われたことをただやるだけの稽古をしていました。
しかし年中になって初めて錬成大会に出て、組手で銀メダルを取る事が出来ました。そこからだんだんと空手に熱が入っていきました。
年長になり、上田道場へ出稽古する様になったり、家で毎日練習したりする様になりました。
その成果もあり、少しずつ空手家らしい組手ができる様になっていきました。
しかし、そのころから先輩方の黒帯の審査を見るたび、自分は黒帯を取れるか不安でした。
何故なら、十人組手やジャンピングスクワット100回など、やったことのないきつい審査項目が有るからです。
そう思いながら空手を続けている内に、三年生辺りから昇段審査を意識して稽古に取り組む様になりました。
この時に、昇段審査受審の目標を5年生の12月に定めました。
しかし四年生の時、父の体調不良により、ほぼ一年間試合も出れず、練習もあまりできない、ブランク時期も有りましたが、何とか目標の日に向けて練習し、チャレンジするところまで漕ぎ着ける事が出来ました。
不安だった十人組手とジャンピングスクワットは、茅野道場に出稽古に行ったり、家で補強の練習をする事で、不安を自信に変えていきました。
そして、昇段審査当日は、基本、補強、型、十人組手もイメージ通りにでき、無事審査をやりこなす事が出来ました。
最後に、入門当初からずっと指導して、今回の昇段審査のお許しを出して下さった藤原師範、当日セコンドに付いて下さり、今までポイントポイントで助言下さった伊藤先輩、茅野で十人組手の練習相手をして下さった方々、昇段審査当日に応援してくださった多くの方々、大変有難う御座いました。
初段(黒帯)をスタートとして、次の目標は、試合でもっと成果を上げる事です。
目標に向けて邁進して行きますので、引き続き皆様宜しくお願い致します。押忍
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