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新極真会香川中央支部 原内心 初段昇段レポート(2023年12月24日)

2024.02.29
昇段レポート

この度は昇段審査の機会を与えてくださり、誠にありがとうございました。

父の話によると、私は3歳半から空手をやっているそうです。
私はその頃の事は全く覚えていません。
白帯時代の記憶、全くありません。
幼稚園児や小学生の頃の私は、学校と同じような感覚で行くのが当たり前と思って道場に通っていたと思います。
そして私の場合は父が師範なので、自宅で父から教わっていた空手の練習場所が、家から道場に変わっただけという気持ちだったように思います。

幼い頃の私にとって、空手の稽古は生活の一部でした。
週三回の道場稽古と、日曜祝日や夏休みなどは朝練があり、幼稚園児や小学生の頃は数多くの試合に出場しました。
今となってはとても良い思い出で良い経験ができたと思っていますが、私が自分で出たいと言って出た試合は一度もなく、全て父が勝手にエントリーしていました。
「えっ、また試合!?」と思って父を恨んだこともありました(笑)
県外での試合は、家族旅行も兼ねてという事が多くありました。
家族旅行と試合がいつもセットだったので、幼い頃は旅行を楽しむことが出来なかったことをよく覚えています。

高校生になり、師範から昇段審査を受けないかとの勧めを受けた時は、まさか自分に昇段審査を受ける機会が来るとは思っていなかったので驚きました。
しかし、昇段審査を受けると決めてからは、今までよりも基本稽古・移動稽古の身体操作や、型の動作の意味を考えて稽古に取り組むようになりました。
また、師範から本格的なウエイトトレーニングを教わるようになり、走り込みなどもをしてしっかりと体を作り上げました。

そして十月の昇段審査・一次の前日はとても緊張して、朝にいつもよりかなり早く目が覚めた事を覚えています。
午後から昇段一次審査でしたが、午前中の昇級審査の進行補助をするように師範から命じられました。
心が号令をかけろ、と指示がありました。
「押忍」の返事で頑張って行いましたが、師範は私が午後から昇段審査を受けるのを理解しているのか不安でした(笑)

一次審査は、基本稽古・移動稽古・体力テスト・型でした。
いつも以上に技のキレを意識し、今まで稽古してきた事を全て出せるよう努力しました。
体力テストがとても苦しく、途中で脱落しそうになりましたが皆さんの応援で何とか最後までやり遂げることができました。
無事一次審査をクリアして、二か月後の二次審査に進むことができました。

二次審査では、10人組手の7人目位からがとてもしんどかったです。
そして9人目で完全にスタミナが切れてしまい、10人目では体が動かず防戦一方になってしまいました。
しかし、皆さんの応援のおかげで10人組手完遂をすることができました。
合格発表で昇段のお許しをもらった時は、とても嬉しかったです。
今までたくさんの先輩方にお世話になったので、これからは恩返しできるように頑張ります。
そしてこれから昇段昇級しようと頑張っている道場生に、助言や指導ができるようになりたいと思います。

最後になりますが、連続組手の対戦相手、応援、朝早くから審査会場の設営などにご協力下さったみなさま、誠にありがとうございました。押忍

※新極真会香川中央支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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