この度はJKO昇段審査会において昇段審査を受審させていただきありがとうございました。
今年受けた理由は三つあります。
まず一つ目として自分の選手としてのキャリアが昨年の5月の全日本フルコンタクト大会で区切りとなったことです。
約10年前第一回大会で優勝し、初めての大きなタイトルを獲得して、それからも数々の大会にチャレンジしてきましたが、年齢や私生活の環境・体力を考えて、やりきらせてもらったので近いうちに参段を取りたいと思っていました。
二つ目は、更なる高みに立ち、道場生や後輩たちに私の空手人生23年で学んだことを伝えていくのに参段を取得すること、そしてそれまでの過程を見せていくことが必要だと考えました。
そして三つ目、「一緒に受けよう」と声をかけてくれた妻の小也香です。
彼女は去年の10月の第13回世界大会を最後に現役引退。
しかし3月までしっかり稽古をし準備をしていました。
基本・移動・型・補強・組手とすべてにおいて全力で挑む彼女の姿勢に感化され、私自身も頑張れたと自負しています。
普段の稽古から綿密に細かい部分まで毎日修正して、日々の積み重ねが重要だと感じました。
直す部分や強弱・緩急を徹底的に見直していくと、基本稽古、移動稽古、型の重要性を改めて実感することができ、学びをもらえました。
10年ぶりの昇段審査で、試合とは違った緊張感の中始まりましたが、全て全力を出し切ることができ、参段昇段の合格をいただきました。
新極真会の参段の有段者ということに誇りと責任を持ち、後進の育成に力を注ぎ、私が今までやってきたことをフルコンタクト空手界のために、少しでもお役に立てるよう邁進していきます。私自身も日々の稽古を大切にして四段に挑戦のためにまた頑張っていきます。
改めて山本健策師範、昇段の許可をしてくださりありがとうございました。
そして日頃からサポートしてくれている方々、道場生の皆様ありがとうございます。
緑代表、三好副代表、小林副代表、三瓶師範、藤原師範、外舘師範、総本部事務局の皆様ありがとうございました。
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