この度は、弐段へ昇段をする機会を頂き、ありがとうございます。
木元師範から昇段審査の受審の許可を頂き、私にとって、初段と弐段との違いはどういうものなのかを考えるようになりました。
以前、私が1級だった際、1級と初段との間には大きな壁を感じていましたが、今回も、初段と弐段との間にはとても大きな壁がありました。
弐段とは、初段より強いのか、基本や型が上手なのか、空手の知識が豊富なのか。
それだけではないと思いました。
弐段への昇段審査に向けての稽古は、初段を目指していた際の稽古と特別に大きく違うところはなかったのですが、なぜだか違う稽古をしているように感じました。
稽古を見つめなおすと、今までは考えていなかったことを考えて稽古をしていたのです。
「蹴り」いう一つの動作で例えますと、以前は、力強く、そして早く蹴りを出すなどとしか考えていませんでしたが、今では、蹴る足の角度や上半身の姿勢、目線やガードの位置、フェイントや呼吸など、様々なことを考えて蹴りを出していることに気づきました。
抽象的に示す「蹴り」以外にも、様々な種類の技や動き、そして場面などにおいて考えられます。
これが空手の奥深さであるだろう、その奥深さの”深さ”が初段と弐段との違いではないかと思いました。
弐段の帯を締める許可を頂いた今、さらに空手の奥深さを探求していきたいと思います。
その為に、初心の心や基本を忘れず、日々の稽古に励みたいと思います。
昇段審査を通じて、空手の奥深さに気づくことができ、そして空手の楽しさを再確認することができました。
このような機会に恵まれたのは新極真会の空手道と木元道場のおかげです。
ありがとうございます。
今回、昇段の機会を下さいました木元師範、マネージャー、いつもご指導して下さる先生方・先輩方、一緒に稽古をして下さる同士、応援して下さる方々に、この昇段レポートを通じて感謝申し上げます。
※新極真会神奈川東横浜支部の情報はこちらよりご確認下さい。