この度は、初段への昇段をお許しいただきまして誠にありがとうございます。
これまでご指導いたきました木元師範はじめ、いつも稽古をご一緒させていただいている先輩方、道場生の皆様に、あらためましてこの場をお借りして御礼申し上げます。
子供の頃から、プロレスやボクシング等を観て、いつか自分も格闘技を習ってみたいと思っておりました。
しかしながら、なかなか始めるきっかけもなく、いつしか社会人となり、大阪、名古屋、横浜と転勤し、忙しい日々を過ごしておりました。
徐々に横浜での生活にも慣れ、落ち着いてきたころ、横浜駅周辺に空手道場があることに気が付きました。
子供の頃の記憶や社会人になって何か始めたいという思いから、2000年6月、入門に迷うことはありませんでした。
平日は帰りが遅くなることも多く、稽古に行けるのほぼ土曜日のみでしたが、地道に「続ける」ことを大切に道場に通いました。
「土曜朝クラス」に出席し、当時より、横山先輩、三橋先輩にご指導いただき、三橋先輩には白帯の稽古生を対象に基本稽古をひとつひとつ教えていただきました。
ひととおり基本稽古ができるようになり、横山先輩が指導する他の先輩方との稽古に一緒に混ぜていただけるようになりました。
最初は稽古についてくのがやっとでしたが、徐々に筋力・体力もつき、できることが増えていき、ますます空手が好きになりました。
途中、転勤により札幌の外館師範のもとで3年ほどお世話になり、気が付けば入門以来24年が経っておりました。
そして迎えた昇段審査の日。
2024年3月24日は、人生の中で忘れられない日となりました。
審査の内容は、緊張もあり、基本・移動・型どれも十分にできたとはいいがたいですが、何とか10人組手まで完遂することができました。
これからは、新極真会木元道場の黒帯として恥じないよう、地道に「続ける」ことを大切に一層精進していきたいと思います。押忍
※新極真会神奈川東横浜支部の情報はこちらよりご確認下さい。