MENUCLOSE
OSU-NET お問い合わせ
ニュース
昇段レポート
ホーム > ニュース > ニュース > 支部ニュース > 昇段レポート > 新極真会栃木支部 嶋田悦正 弐段昇段レポート(2024年5月12日)

新極真会栃木支部 嶋田悦正 弐段昇段レポート(2024年5月12日)

2024.09.03
昇段レポート

令和6年5月12日、栃木支部における昇段昇級審査が行われた。
私にとっては昨年8月に弐段への審査を受けさせて頂く機会に恵まれながらも、型の審査項目で大きなミスを連発してまさかの保留となっていた。
言い訳けが許されるのなら、受審のお許しを得て1ケ月足らずという時間的制約はあったがそれでも間違える正当理由には当然ならない。
何をどうすれば良かったのか、結局は不安や恐怖に駆られても身体が自然に適応できる意識と集中力に欠けていたと言わざるを得なかった。
いつかその日が来る事を想定し、普段から地道に励むべきだったとしか浮かばなかった。

実は誰も記憶に無いかもしれないが、15年前に千載一遇にも弐段昇段の審査を受けさせて頂いた。
その時は身も心も完全に準備不足。否、あえて正直に言うなら真摯な気持ちに欠けていたのかもしれない。(スタミナ不足で連続組手内容が散々であった)
なので今回の挑戦は3度目の正直でもあったのです。

審査当日まで、年齢が年齢だけにと言えばそれまでですが怪我や体調不良に悩まされもしました。
肩鍵板損傷により、積み上げた型稽古を一時中断した時期もありましたが、集中して普段通りを実践すれば大丈夫と思いつつも、やはりこの上ない緊張感でヒヤリの部分あったようです。

10人連続組手においても、1人目で心こもった威力ある突きを脇腹に受け一瞬落ちそうにもなりました。
10人誰がどの順番でお相手下さったかも途中から記憶が飛んでいます。
それでも周囲からの叱咤激励を受け何とか10人組手を完遂する事ができました。

内容的には判定負け多く、良くはありませんでしたがと心折れそうになる刹那、雄叫び上げることで自分を鼓舞させ少しでも前へ出て攻撃に転じようとしていました。
決して褒められる内容ではありませんが、今回は自分の中でやり遂げたに近い感触を持てたので後悔はありませんでした。

昇段の知らせを聞いた時、嬉しさと同時に安堵した次第。折角頂いた機会を逃すまいとして努力して一発合格できるならそれが一番良いことでありましょう。
私はこのような経緯のもと、ようやく弐段を取得することになりましたが、私にとってはこれだけの日々や時間が必要だったのであろうと実感しております。

最後になりましたが、このような貴重な機会を与えて下さった小林師範に再度この場をお借りし感謝申し上げます。
また分支部長の先生方、ご父兄様、稽古生の皆さん 本当にありがとうございました。
連続組手のお相手していただいた栃木支部重量級のシニア精鋭部隊の皆様、これからも互いに切磋琢磨して参りましょう。押忍

※栃木支部情報はこちらよりご確認下さい。


関連コンテンツ

新極真会栃木支部昇級者(2024年5月12日)
新極真会広島支部 宮上昭広 弐段昇段レポート(2024年3月3日)
新極真会大阪なにわ支部 内田文博 弐段昇段レポート(2023年12月10日)
新極真会茨城県央支部 川崎 学 弐段昇段レポート (2024年6月2日)
新極真会について 新極真会で心極める
新極真会への入会者募集中 入会希望者の方へ