この度は昇段審査を受審させて頂き誠にありがとうございます。
空手を始めたきっかけは兄が先に空手に入門しており、両親が兄の稽古の送迎するときに同行していた私は物心がついた頃の4歳頃には入門しました。
幼少期は、右も左もわからない自分に、大濱師範を始め、山口師範代、先輩方が手取り足取り教えてくださいました。
試合に出始めたのも早くからで、最初は何となく試合に出てました。
小学生入った頃くらいから負ける悔しさを味わうことに恐怖を覚え、いつしか試合前になると極度の緊張で嘔吐してしまうようなこともありました。
中学に入り、部活動も初め両立させる事が大変でしたが、稽古に行くと当時の島本雄二師範代はじめ先輩方、仲間がいつも声をかけてくださり頑張ることができました。
高校に入り、指導の補助や実際に前に立っての指導をさせていただく機会が増え、教えることの難しさや、基本稽古、移動稽古の大切さを改めて知りました。
またコロナ禍でもありオンライン稽古も行いました。
画面越しでの指導は生徒一人ひとりに、限られた時間でうまく伝えることができるのか試行錯誤することもありました。
社会人になり昇段審査の受審のお許しを頂いた時は、仕事をしながら空手の時間を割く事ができるかと不安でしたが、もう一度初心にかえり、島本一二三師範代に、基本稽古から移動稽古、型などご指導頂きました。
審査の当日は、普段から一緒に稽古をしている先輩方や仲間たち、保護者の皆様が近くで声援を送ってくれたこともあり、審査に臨むことができ、基本、型、10人組手をやり遂げることができました。
初段取得はひとつの区切りではありますが、ゴールではなく、やっとスタートラインに立てたと考え、更なる成長を目指し、精進して参ります。
最後になりましたが、大濱師範をはじめ師範代の方々、諸先輩方々、道場生の皆様、そしていつも支えてくれた家族に感謝致します。
本当にありがとうございました。押忍
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