この度は、昇段審査を受審させていただきありがとうございました。
空手を始めたのは5歳の頃でした。
父に進められ、最初の頃は柔軟がいやで行きたくないと言っていました。
初めて出た試合では1回戦で負けてしまい、とても悔しい思いから次は必ず勝つと思い始め、稽古に励みました。
中学校までは他流派に所属していて、出る試合はほとんど優勝していましたが、高校生になった時、あることがきっかけで新極真会に移籍することにしました。
移籍して初めて出た試合では1回戦で負けてしまい、これまで勝ってきたのも大きく、とても悔しい思いをしました。
新極真会では、強い選手が沢山います。
勝つ為に稽古も今まで以上に精進し、自分自身を大きく成長させることが出来たと思います。
昨年は、JFKO大会で準優勝して推薦で日本代表に選んで頂き、第13回世界大会に出場しました。
この大会では本当に今まで以上に自分に自信がつき、心の底から空手が好きになりました。
今でも何不自由なく空手ができているのは、楠師範をはじめ先輩方、応援してくださる皆様、そしてずっとそばで応援してくれる両親がいてもらえるからだと思います。
新極真会に移籍してから、空手のことについて学ぶことがたくさんありました。
例えば、師範がいつも言ってくださるように、基本稽古が1番大事で、力でやるのではなく脱力して肩甲骨、腸骨を意識して稽古すること。立ち方では重心をおとして、しっかり腹圧をかけることによって大きな力が出るということを学びました。
そして一番心に残っている言葉が、一生懸命やることも大事だけれど、一生懸命考えることはもっと大切だということを学びました。
立ち方、身体の動かし方、一つ一つに意味があり、組手に繋げていくことを今後の課題にして、これからも精進します。
黒帯をとったら終わりではなく、これからがスタートだと思い、必ず世界大会で優勝してこれまで支えてくださった全ての方に結果で恩返し出来るように頑張ります。
これからもご指導のほどよろしくお願い致します。
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