・大会名:第41回全中国大会
・開催日:2024年9月22日
・於:広島県総合体育館 小アリーナ
・広島電鉄『紙屋町西』下車、バス『紙屋町』または「バスセンター下車」、アストラムライン「県庁前」下車(西2出口)
・主催:広島支部
節目の第40回大会を成功裏に終えた広島支部が、今年もまた広島県立総合体育館で全中国大会を開催する。
第56回全日本大会の2週間前ということもあり一般上級男女は次世代を担う若手中心のトーナメント編成となる予定だったが、急転直下で外国人2選手の出場が新たに決定した。
一般上級男子へのエントリーが決まったのは、第13回世界大会に出場したラルマモード・アリーとザカリーヤ・オジール。
島本一二三師範代が昨年6月にレユニオンでセミナーを開催したことが縁となり、今回のサプライズ的な参戦が実現した。
ポイントとなるのは軸と見られていた広島支部の濵野宙と金乙道輝が、世界大会代表選手を前にして自分の組手を貫くことができるのか、という部分だろう。
簡単に両者の実績を列挙すると、今年のドリームフェスティバルで濵野が高校生男子中量級3位、金乙が高校生男子軽重量級で準優勝。
そして全中国大会では昨年、金乙が一般上級男子で4位に入賞している。
ともにJFKO全日本大会で勝利を収めた経験を持つだけに、一般部という部分に関しての支障はない。
古本翔基の4連覇、古庄正樹の初優勝でここ5年は王座流出を阻止してきたが、今年は広島支部期待の若手2選手に鯉城杯の命運が託されることになった。
大会主催者:大濱博幸(広島支部支部長)
「今年は全日本大会の2週間前ということもあって、一般上級男子、一般上級女子ともに日本人は若手中心のトーナメントになりました。
昨年は古庄正樹が優勝しましたが、今年も鯉城杯を誰が死守するのかというのが一番の見どころになるでしょう。
広島支部の男子選手で言うと、まだまだ稽古が必要ですが濵野宙と金乙道輝はブロック大会を制するくらいの力はつけてきたという印象があります。
ただ直さないといけない個所がたくさんあるので、大会までにいかに修正できるかがカギになるでしょう。
先輩が出場する、しないではなく「自分が全中国を守るんだ」という気機がどれだけあるか。一本、技有りを奪う組手を貫いて王座死守を成し遂げてほしいですね」
前回大会・一般上級の部決勝戦 大橋伊織 対 古庄正樹