・大会名:第40回東北大会
・開催日:2024年11月3日
・於:福島トヨタクラウンアリーナ
・JR福島駅西口からバス「土船」行き乗車、「国体記念体育館入口」バス停下車徒歩5分
・主催福島支部
福島支部からは今年も小栁一幸、増田亮一、舩木慎弥の出場が予定されている。
2018年以来となる東北勢の優勝が期待されるが、後に世界や全日本の舞台で活躍する選手が参戦を表明するのも東北大会の特徴だ。
近年では第37回大会に金岡陽大(優勝)、澤井天心(3位)が出場し、後にJFKO全日本のタイトルを獲得。
前回大会は後藤光乃介が制し、東京城南川崎支部の次代を担う存在として脚光を浴びた。
第56回全日本大会から約1ヵ月の期間があることから、今年も意識の高い若手選手が参戦を表明する可能性も十分ある。
迎え撃つ立場の東北勢は片時も気が抜けないが、ベテランの奮起に期待したいところだ。
東北勢と言えば例年話題となる増田の連続出場は継続中で、今年も出場すれば29回目となる。
前人未到の記録を前にして、三瓶支部長も「過去に三度優勝していますし、節目の40回大会ということで敢闘賞くらいはあげてもいいかなと思っています」と賞賛を惜しまない。
コロナの影響で2021年は延期となったため回数は40回だが、東北大会はブロック大会で最長の歴史を誇る。
昭和の香りを色濃く残す伝統の大会が、今年もまたこだわりのせり上がり1コートで開催される。

・大会主催者:三瓶啓二(福島支部支部長))
「昨年は4年ぶりにコロナ禍以前の形で大会を開催することができました。今年も1コート、テレビ放送というのは変わらず、同日に子供型空手道選手権大会(第36回)、シニア空手道選手権大会(第30回)も併催します。
本大会は例年通り、東日本大震災復興祈願も兼ねています。震災を風化させたくないですし、原発問題もまだ解決していません。原発の影響もあり福島は毎年2〜3万人近く人口が減っています。震災前は210万でしたが、今は180万人を切るくらい。震災を風化させないためにも、大会を通じて現状を発信し続けていきたいと思います。あと大会にはルールがありますが、出場する選手には試合を通して空手の本質である武の部分を味わってほしいと思います」
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