この度は昇段を許され、2023年12月24日に弐段への昇段審査に臨みました。
緑師範から6月に12月の審査で昇段審査を受ける様にと言われて半年の時間があったので、焦らずに準備する事が出来ました。
初段への審査から丁度10年の間、大会へのチャレンジでも、ドリームフェスティバルを始め、各県大会、ブロック大会でも結果を残せる様になりましたが、昇段審査へのチャレンジは、また別の緊張がありました。
型審査では、初段への指定型は初段への昇段の道場生がいる時にアドバイスをして来た事もあり確認する程度でしたが、弐段への指定型の撃砕大と撃砕小は元々覚えていたのですが、臥龍は少しかじった程度だったので、DVDを何回も観ながら覚えようとしましたが、細かいところが分からない。そこで、世界大会・型の部日本代表の山野先生にお願いして、細かいところまで教えて頂きました。
10人組手は、ここ何年か多めのスパーリング稽古をして来たのと、自分の指導の時に1分×10セットのビックミット稽古でスタミナ強化をして臨みました。
さて、審査当日です。
準備はして来てはいるものの何が起きるか分からない。平常心を意識して臨みました。
実際は、移動の連続蹴りのすぐあとに型審査があり、まだ息があがったヘロヘロ状態での型。型は間違えなかったものの、緩急などのメリハリが思うように出来なかった気がします。
最後の10人組手。準備もし、覚悟も決めてのチャレンジです。最後まで動ける事をイメージして臨みました。
しかし、人数が増えて行くにつれ、思うようにカラダが動かない。
師範からも檄が飛ぶ。
振り絞り動く。
残す人数も減って来る。
そして10人目と、なんとか持ち堪える事が出来ました。
道場の仲間10人と組手をさせて頂き、試合に向けてのヒントも少し見えた気がします。
全てイメージ通りに出来なかった事も含め、まだまだ伸びしろがあると前向きに捉えています。
昇段を許して頂いた緑師範をはじめ、福岡支部の指導員の皆さん、10人組手の相手をしてくれた道場生の仲間たち、関わってくれた全ての人に感謝したいと思います。
生涯忘れる事のない、67歳のクリスマスイブになりました。ありがとうございました。押忍
※福岡支部の情報はこちらよりご確認下さい。