・大会名:第27回全北海道大会
・開催日:2025年9月14日
・於:函館アリーナ武道館
・アクセス:函館市電「函館アリーナ前」下車。徒歩3分
・主催:北海道道南支部
一般男子上級は昨年のベスト4が全員不在ということもあり、混戦の様相を呈している。
その中で有力候補となりそうなのが、17歳の小森隼人、36歳の岡﨑宏軌という新星とベテランのふたりか。
小森は昨年の東京都大会重量級準優勝、今年の佐賀筑後大会3位など、一般部でも上位に食い込んでいる実力派。
函館の地で初のブロック大会制覇はなるか。地元・北海道の岡﨑は毎年この大会へ出場を続けており、第18回大会以来11年ぶりの優勝を狙っている。
だが、参戦する諸流派勢も強力だ。
岩崎空手の古矢聖人、修武會の河合透吾はともに諸流派の学生全国大会で優勝や入賞の実績を持っており、昨年に続いて王座が流出する可能性も十分にあるだろう。
小森隼人(東京江戸川支部)
一般女子の中心となりそうなのは、第2回JFKO国際大会軽重量級3位の戸川夕渚、ディフェンディング王者の白井楓だろう。
それに続くのは、第1回WFKO世界大会日本代表の佐藤夢玲、出産後も精力的に大会出場を続ける長谷川梨佳、坂本蘭、角川夏海の東京江戸川支部勢ふたりといったところか。
1ヵ月後に全日本大会が控えることもあり、前哨戦としてこの舞台を選択する選手もいるだろう。
来年のドリーム全日本選手権の権利獲得を目指す小・中・高校生も含め、熱い闘いが繰り広げられそうだ。
大会主催者:嘉堂卓也(北海道道南支部支部長)
「北海道道南支部主催としては初となる全北海道大会に、組手・型でのべ428名がエントリーしてくれました。
道内だけではなく全国からこれだけたくさんの選手に集まっていただけて、本当にありがたいです。
大会のキャッチコピーは昨年までと同様、『北の大地ノ伝統継承』『北海道から世界へ!』です。
北海道にはいい選手がたくさんいますが、日本代表選手を長らく輩出できていない現状がありますので、ここから全日本大会、世界大会へ羽ばたく選手が誕生することを願っています。
そのカギを握る一般男女には、錚々たる選手が顔を揃えました。
来てくださるお客様に満足していただける闘いが見られるのではないかと思いますので、非常に楽しみです」
前回大会 一般男子上級決勝戦 佐藤響真vs下川原和輝