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新極真会神奈川東横浜支部 栁澤絢音 初段昇段レポート(2026年3月22日)

2026.08.04
昇級・昇段者

この度は昇段審査の機会をいただき、また昇段のお許しをいただけましたこと、心より感謝申し上げます。

私が空手を始めたのは五歳の頃で、気づけばそれから十七年が経ちました。
当時はよくウルトラマンや戦隊ヒーローたちの真似をして遊んでおり、そんな姿を見ていた母が、近くのスポーツクラブの体験会に連れて行ってくれたことが、空手を始めるきっかけとなりました。

両親には、「色々な経験の中から、自分に合った好きものを長く続けて欲しい」という思いから、小学生の頃は多くの習い事を経験させてもらいました。
その中で私が出会ったのが「空手」でした。

小学校五年生までは村木先生のもとで、基礎や日々の積み重ねの大切さを教えていただき、試合に出る中で上手くいかない悔しさや、それでも諦めずに続けることの大切さも学びました。
今でも印象に残っているのは、小学校二年生の頃に出場した内部試合で、緊張のあまり型が分からなくなってしまい、コート上から母に泣きながら「分からない」と伝えたことです。
当時は何も出来ずとても悔しかったことを覚えています。
ですが、そうした経験も今の自分に繋がっており、勝ち負けだけではなく最後までやり切ることの大切さを学びました。

そしてより稽古に励みたいという思いが強まり、小学校六年生のときに道場へ移籍し、木元師範のもとで稽古をするようになりました。

空手に向き合う時間が増え、地方大会でも少しずつ結果を残せるようになりました。
優勝報告をしたときの師範の笑顔は今でも私の励みになっています。

しかし全国大会では思うような結果を残すことが出来ず、周りが黒帯へ昇段していく姿を見て、焦りを感じる日々が続きました。
中学生の頃には、自分は空手に向いていないのではないかと悩み、母に「今日稽古行きたくない、もう辞めたい」と弱音をこぼす日もありました。

高校では以前からやってみたかった野球部のマネージャーを経験し、初めて空手から離れました。
日が経つに連れ段々と離れた実感が湧き、中々忘れることが出来ず、そこで改めて「空手が好き」だと気づき、自分の思いを再確認出来ました。

部活動を引退して空手に戻ってからは、諦めかけていた黒帯を目指そうと決めました。
審査までの道のりは決して簡単ではなく、一級を取得した小学校五年生から十一年という長い時間がかかりました。
人生の中でも大きな壁だったと思います。
ですが、諦めずに続けてこれたのはここまで支え続けてくれた家族や、木元師範、先生方、仲間の存在があったからです。
中でも、黒帯になることをずっと待ち続けてくれた母と村木先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
また、昇段審査の十人組手で、村木先生が相手をしてくださったことは、私にとって忘れることの出来ない大切な思い出となりました。

黒帯をいただいたことを満足とせず、ここからが新たなスタートだと私は思っています。
これからは支える側として歩み、そして道場訓にもあるように、生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全う出来るよう、感謝の気持ちを忘れず、より一層精進してまいります。押忍


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