この度は、昇段審査を受けさせて頂きありがとうございます。
私が空手を始めたきかっけは、社会人になり運動する機会が少なく、何かスポーツをしたいと思っていた時に山田先生との出会いがあり道場に体験に行ったことでした。
初めは軽い気持ちで入門したので基本稽古や移動稽古など覚えることも大変で型は何をやっているのか分からずに、ついていくこともやっとでした。
入門後3か月で宮城支部の交流試合があり出場してみましたが、試合で勝つことの難しさを実感しました。
それをきっかけに健康の為にと思ってやっていたのですが、真剣に向き合うようになり、空手に魅了されていきました。
大会に出たり、昇級審査を受けたりと楽しみながら続けていましたが、私自身黒帯になれるというイメージは出来ませんでした。
その後コロナ禍で稽古や大会なども中止になり、大会から遠のいていく中、娘が空手を始め、大会に出るようになり良い成績を収めると、「お父さんはトロフィーを持っていないの?」と言われ、頑張っている姿を見せたいと思い、もう一度大会に出ようと奮起することが出来ました。
娘と一緒に稽古していると、もっと私自身が色々と学ばなければ教えることも出来ないと思い、昇段に臨もうと思いました。
それからは基本稽古から見直し、苦手な型にも時間をかけ不安なく審査に臨むことが出来ました。
審査当日は自分自身これまでの昇級審査とは違い、とても緊張するものでした。
昇段審査では型までの審査で緊張と力みから10人組手の時には体力が残ってなく、思っていた組手が出来ずに悔しさが残りました。
それでもいつも一緒に稽古してきた先輩や子どもたちからの応援で最後まで立っていることが出来ました。ありがとうございました。
これからの稽古で常に自分らしい組手が出来るように精進していこうと思います。
最後に、昇段審査を受けるにあたり型を細かく指導して頂いた山田先生、組手稽古の相手をして頂いた泉道場の先輩方、出稽古で行かせて頂いている六郷道場の辰也先生、貴さん美穂さん、当日組手の相手をして頂いた先輩方、ありがとうございました。
※宮城支部の情報はこちらよりご確認下さい。
押忍