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カラテドリームフェスティバル2021全国大会

2021.12.11
新極真会ニュース

12月11日、エディオンアリーナ大阪でカラテドリームフェスティバル2021全国大会が開催された。関西では初開催となったこの大会には、1482名がエントリー。全日本大会との同時開催となったため、全日本選手権の学生、U-25女子、型試合、新人戦は休止となった。今年3月の2020全国大会同様、グループ別(4グループ)の入退場や定期的なアルコール消毒などの感染症対策を徹底し、大成功を収めた今大会。各年代ナンバーワンの座をかけた熱戦の模様をお届けする。
第1グループ
第1グループは幼年から小学3年生までの試合が行なわれた。小学1年生男子重量級は、ドリーム2020の幼年男女混合を制していた工藤丈誠が決勝に進み、桜塾の笠原蒼平と対戦。工藤が上段廻し蹴りで技有りを奪い、本戦5-0で大会連覇を決めた。

福岡支部同士の決勝戦となった小2男子重量級は、緑晴が井上雄心から上段横蹴りで技有りを奪い、本戦5-0で大会連覇を飾った。

第2グループ
第2グループは小学4年生から6年生までの試合が行なわれた。小学5年生女子重量級は、今年3月のドリーム2020でも決勝で対戦した鈴木成実と緑絢音がふたたびファイナルで激突。鈴木は2度の注意で減点1を取られ絶体絶命のピンチを迎えたが、上段前蹴りで技有りを奪い、大逆転勝利。鈴木は幼年から負けなしの大会6連覇を達成した。

小学6年生男子重量級は、大会3連覇を狙う村田哲成が順当に決勝へ駒を進め、忍會の長坂子龍を迎え撃った。村田は本戦開始直後に上段ヒザ蹴りで技有りを奪い、そのまま試合終了。村田が判定5-0で3連覇を達成した。

小学6年生女子軽量級は、ドリーム2連覇中の丸本依央奈と西原瑞姫が決勝で対決。丸本が中段ヒザ蹴りで技有りを奪い、本戦5-0で大会3連覇を飾った。

小学6年生女子重量級は、ともに第1シードに入った勝谷梨生と後藤真弥が順当に決勝進出。勝谷が166cmの長身を活かした上段ヒザ蹴りで技有りを奪い、本戦5-0で大会連覇をはたした。

第3グループ
中学生と高校生の試合が行なわれた第3グループ。中学1年生男子中量級は極真拳武會の和田凜太郎が決勝戦で髙橋和慈を本戦4-0で下し、大会4連覇を達成した。西山空那と神田桃香による他流派同士の決勝戦となった中学1年生女子軽量級は、西山が延長5-0で神田を退けドリームV2をはたした。こちらも他流派対決となった中学1年生女子中量級決勝は、桜塾の髙橋苺愛が酒井希羽を本戦5-0で下して大会連覇を飾った。

中学2年生男子軽量級は、ディフェンディング王者の岩下侑誠が決勝に進出し、延長5-0で加藤宥希を撃破して連覇を飾った。中学3年生女子重量級決勝は、成田薫実が松田理央との接戦を制し、延長3-2で3連覇を決めた。

高校生男子軽量級は、岩永勝亮が氏原陸登を本戦5-0で下して頂点に立った。高校生男子軽中量級は、興梠悠斗と田中将太が決勝に進出。興梠が中段ヒザ蹴りで技有りを奪い、本戦5-0で優勝を飾った。桜塾対決となった高校生男子中量級決勝は、中山星音が加藤琉雅を本戦4-0で下して優勝をはたした。高校生男子軽重量級は、久保田道場の水谷翔が本戦3-2で小林翔を撃破して大会連覇を飾った。注目の高校生男子重量級は、中学生カテゴリーで2連覇中だった遠田竜司が準決勝で髙橋耕介に敗北。決勝は髙橋と最終ゼッケンを背負った片岡柊斗の顔合わせとなり、片岡が本戦4-0で優勝をはたした。

高校生女子軽量級は、2020までドリームを3連覇していた極真拳武會の相川実黎と武奨館の利根川十仁による他流派決勝戦となり、相川が延長5-0で勝利し大会4連覇を飾った。高校生女子中量級決勝戦は、仁科つむぎが鮮やかな上段前蹴りで前河凜花から技有りを奪うと、続けざまに上段前蹴りで技有り。仁科が合わせ一本勝ちで頂点に立った。高校生女子重量級は、この年代の絶対女王・鈴木未紘に注目が集まった。初戦を不戦勝で突破して迎えた決勝戦では、厚木・赤羽支部の同門である田辺真凛と対峙した。胸への突き連打とヒザを中心に攻めた鈴木が、本戦5-0で完勝を収め、10度目のドリームチャンピオンに輝いた。

第4グループ
第4グループはシニアの試合が行なわれた。男子35歳以上40歳未満軽量級は、一般部でも活躍した竹島雅之が貫録の組手で勝ち上がり、決勝では昭武館の安田朗徳を突きとヒザで圧倒し、本戦5-0で優勝を決めた。

男子40歳以上45歳未満重量級は、江崎善太が高鵬を本戦3-0で退け、大会3連覇を飾った。

男子45歳以上50歳未満軽量級は、瀧本啓介と植松崇が決勝に進出。延長で瀧本が突きとヒザで攻勢にまわり、判定5-0で3連覇をはたした。

男子60歳以上65歳未満重量級は、こちらも大会3連覇がかかった吉野雅彦が延長5-0で安田義生を撃破して優勝を決めた。

女子40歳以上50歳未満決勝は、谷口亜翠佳が福井真弓を延長4-1で撃破し、大会連覇を飾った。

女子50歳以上60歳未満軽量級は、村木安希子が四元明子を本戦5-0で下しこちらも連覇をはたした。

入賞結果

団体成績

ドリームフェスティバル2021はスポーツ振興くじ助成を受けて行われています。


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