10月23日、埼玉熊谷道場の責任者を務めていた飯沼富夫道場長が急性心筋梗塞でご逝去した(享年58才)。
飯沼道場長は生前、池袋の総本部道場に入門し大山総裁の間近で修行を重ね、埼玉県熊谷市を中心に長年に渡って門下生の指導にあたり、情熱のこもった熱い稽古を通して、多くの新極真空手家を育成してこられた。また、総本部主催の全世界選手権や全日本大会などでは試合場運営にも携わり、数々の名勝負を陰で支えてきた。
特に組織改編期の大会では早朝から深夜まで、門下生と共に総本部道場に泊まりこんで準備にあたってくださることもあった。どんなに大変な事態にも常に駆け足で対応して笑顔を絶やさない優しい空手家。
あまりに早く、突然のお別れに関係者も言葉を失った。心からお悔やみを申し上げると同時にご冥福をお祈りいたします。安らかにお休みください。