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主要地区の大会に向けて

2021.11.01
新極真会ニュース

長引くコロナ禍によって、なかなか世界中の同志の皆さんとお目にかかることができない日々が続きますが、お変わりなく健やかにお過ごしでしょうか。国内の現況は、新型コロナウイルスの感染者数が急激に少なくなり、再拡大への警戒感を維持しながらも、徐々に日常を取り戻しつつあります。今後、海外との往来に関する制限がどのように緩和されるのか、再拡大への警戒とのバランスをどのようにとるのかとても関心を寄せています。

私たちが予定していた第7回全世界ウエイト制大会も1年余の延期となり、主催国のポーランド支部の皆さまには大変なご苦労をおかけしております。当会のポーランド支部はレミギュシュ・カラピンスキー国代表を中心に非常に強い組織力や競技力を誇る世界屈指の国連盟です。2010年の欧州組織の再編に伴い、当連盟での活動がより活発になり、会員数でも世界トップクラス、そして競技においても直近の無差別世界大会で準優勝者を輩出するほどの実力は誰もが認めるところ。再編から10年の時を経て、世界102の国と地域が加盟する当連盟最高峰の体重別世界選手権の主催国として、その組織力をもって、素晴らしい大会となることを期待しています。

また、選手の皆さんもこうした不安定な日常のなかで、ひたすら強さを求めて稽古を重ねていることと思います。皆さんの頑張りの模様は、SNSなどで拝見しますが、デバイス越しに皆さんの汗や気合を感じるたびに、心から敬意を表し、大会での活躍を心待ちにいたします。
欧州では、委員長のクーン・シャレンベルグ師範を中心にフルコンタクト空手競技の標準化と、そこに属する実技連盟としてのWKOの成長や進化が、ニ軸背反することなく、相乗効果を得るために様々な議論や催事の試行が行われているようです。多くの国が存在して連合をなす地域特性から、同志間で考えをすり合わせながら前進してきた歴史もございます。

フルコンタクトの振興については、本来であれば本年5月にWFKOが主催する第1回全世界選手権を日本で開催し、そこを起点として世界にその輪を広げていく流れでしたが、このコロナ禍において、一時停止を余儀なくされました。しかしながら、このフルコンタクトの標準化の流れは、加盟各団体が推進の熱によって、強く背中を押される局面も出てくると思います。特に、欧州フルコンタクト空手キャンプの定期的な開催による交流が活発であり、昨年1月のベルギー大会より地区統一の体重別選手権大会も開始されました。そして、来る12月にはリトアニアで無差別選手権が企画されていると聞きました。生前の大山総裁は「大会は組織を育てる」とおっしゃいました。日本では、全日本フルコンタクト空手道選手権がスタートして7年のときが経過しました。この間、フルコンタクト空手界との向き合い方、何より大切な仲間で組織する新極真会のあり方について、多角的な議論を交わしながら今日を迎えています。どうか、欧州地区の皆さんも、こうした日本の道程、経験を参考にしていただき、私たちの未来に向かって、最善の選択を模索していってください。また、欧州以外の地区においても、フルコンタクト空手競技の標準化において同様のプロセスを歩まれることと思います。私たち、新極真会とフルコンタクト空手界が相互繁栄するためのより良い道を進んでいきましょう。

さて、冒頭のコロナ禍は、各国各地域で感染状況は異なるようです。ロシアの感染拡大のニュースがメディアを通じて届けられますが、11月13日には全ロシア大会の開催が予定されていると聞きます。どうか感染対策をされて、大会を必要としている選手たちのために、安全に、成功裡に終えられることを祈念しています。日本では12月11日、12日に第53回全日本選手権大会とカラテドリームフェスティバル2021全国大会を大阪府立体育会館で開催いたします。全日本には男女125名が、ドリームには幼年からシニアの組手部門のみの78階級、1,481名が出場します。これは、今夏の東京オリンピック2020の開催に伴う制限による史上初の併催措置です。不安定なコロナの感染状況ですが、私たちはその対策に万全を期して、大会を必要とする選手や保護者の思いに応えたいと思います。こうした流れこそが、空手母国日本として、世界に元気と勇気を届けることになると信じています。年末にかけて、主要各地区を中心に大会開催が増えてまいります。組織一丸となって、安全に配慮して、成功に導けるように頑張って参りましょう。

最後になりますが、私たちの同志である日本の飯沼富夫道場長が急逝されました。飯沼道場長は、埼玉県で道場を開設し、長きに渡って新極真空手の指導にあたるかたわら、全世界大会や全日本大会などの運営にも携わり、縁の下の力持ちとして尽力してくださいました。ご家族に見守られ、静かに横になっている最期の姿に手を合わせてまいりました。心からのご冥福をお祈りし、彼の頑張りに尊敬と感謝をもって天国にお送りしたいと思います。どうか、安らかにお休みください。

今年も終盤に差し掛かってまいりました。時の経つのは早いもの。何事も一生懸命に、悔いのないように人生を歩んでいきたいものです。世界中の同志の皆さまのご健康を祈念しております。押忍

新極真会代表 
緑健児


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