目代結菜が調布警察署の一日警察署長に就任した。
“110番の日”の1月10日、目代結菜が警視庁調布署の一日警察署長に就任した。それにともない京王線の調布駅前広場にて任命式、および一日署長としての活動を行なった。
調布署長から委嘱状を受け取った目代署長は、毎月10日が『一日交通安全運動の日』でもあることから、まずはシートベルトの重要性を確認。自らシートベルトコンビンサーと呼ばれるマシンに乗り込み、車が前方回転、横転してもシートベルトをしていれば車外に飛び出すことなく安全性が保たれることを体感した。
交通安全に続いて地域課から「不要不急の110番が多い」という相談を受けた署長は、110番の正しい使い方を指南したビデオの上映を指示。駅前に集まった多くの人が足を止め、正しい使用法が映し出されたビジョンを注視した。
また昨年の特殊詐欺の認知件数が105件と、警視庁管内で調布署がワースト1位となったことから、生活安全課が特殊詐欺撲滅に向けて市民に対し協力を要請する場面も。目代署長も携帯電話を持ちながら無人ATMを使用している人への声掛けを依頼した。
続いて、警察では犯人を探し見つけ出すことを『ホシを割る』と呼ぶことから、『割る』つながりで試割りを披露。ヒジ打ちと正拳中段突きで見事に板を割った目代署長に対し、イベントに参加した人たちから大きな拍手が送られた。
活動の後に自転車のシミュレーションなどを行なった目代署長は、詰めかけたマスコミにも対応。「試合の時は負けたくないという気持ちで緊張するんですが、今日は警察署長ということで違う意味で緊張があって足が震えていました。今後は世界大会が10月に開催されますので、そこに出場して優勝できるようにまずは5月のJFKO全日本大会で優勝できるようにがんばりたいです」と力強いコメントを残した。
その後調布署に戻り、署長から感謝状を、副署長からピーポくんのぬいぐるみを贈られ、一日署長の勤めを終了した。