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大会を通じて、武道空手が世界平和に果たす役割やその意義を啓発

2013.09.02
代表メッセージ

 日本では9月に入り、暑い夏もひと区切り。まだまだ、残暑は続いていますが徐々に秋の足音が聞こえてまいりました。
 8月17日、18日に真夏の祭典「カラテドリームカップ2013全国大会」を開催しました。この大会は二年に一度、国際大会として開催しているので、今年は出場資格が国内限定となりましたが、ぜひ、次回大会にはたくさんの海外の選手に出場していただきたいと思います。今大会は、組手や型、そして団体型などの各部門階級に分かれて1,400名以上の選手が参加する国内最大級のフルコンタクト空手トーナメントとなりました。

 幼年から壮年まで、空手を志す全ての門弟が日本一を賭けて戦う夢の舞台は、それに相応しい熱気と興奮で埋め尽くされました。この大会は選手個人のみならず、一緒に稽古をする仲間や、少年選手の保護者なども一緒になって盛り上がることができるものです。仲間や家族の絆を確かめ合い、喜びや悲しみを共に感じることができることは本当に喜ばしく、空手を通じて皆が一体になれることに空手のもつ魅力、その偉大な力を痛感致しました。このような大会を支えていただいた全ての皆さんに今一度、深い感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。

 世界各地で規模の大小を問わず、様々な大会を開催しています。大会を通じて、広く国際社会の方々に私たちの活動を知っていただき、武道空手が世界平和に果たす役割やその意義を啓発することが大会の目的のひとつでもあります。主催者となる私たちは今一度、大会を開催する意義を再認識し、支援して下さる方々への感謝を忘れず、青少年育成・社会貢献・国際交流という使命の具現化に邁進していきましょう。

 最後になりますが、いじめ問題や幼児虐待、薬物乱用など、子どもたちを取り巻く問題は年々深刻化しております。私たちは武道教育の振興によってこのような問題の解消に最大限の努力をしなければなりません。ドリームカップという夢の祭典、そこで戦う子どもたちの背中、またその戦いを温かく見守るお父さんやお母さんの優しい眼差し。そして声を枯らせて声援を送る指導者や仲間のみんなの姿を眼にして、青少年の健全育成という私たちの使命に決意を新たにしました。
皆さまには武道空手の振興に対する深いご理解とご協力をお寄せいただきますようお願いをし、今月の挨拶とさせていただきます。

新極真会 代表 
緑健児



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