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カラテドリームフェスティバル2020全国大会・初日

2021.03.14
新極真会ニュース

3月13日~14日の2日間にわたり、聖地・東京体育館でカラテドリームフェスティバル2020全国大会が開催されている。本来であれば昨年7月に行なわれるはずだったこの大会だが、新型コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされていた。今大会ではグループ別の入退場や定期的なアルコール消毒などの感染症対策を徹底し、年度内での開催に成功した。コロナ禍での開催にも関わらず、総勢1885名の選手と11の団体(型)がエントリーし、新極真会のみならず諸流派からも多くの強豪選手が参戦した。大会初日となった3月13日は、全日本空手型競技選手権(団体型)、小学生から一般までの型部門、組手の全日本シニア空手道選手権と新極真カラテ全国新人戦が行なわれた。各年代ナンバーワンの座をかけた熱戦の模様をお届けする。

第1グループの最初に行なわれた団体型は、小学生以下と中学生以上に分かれて争われ、小学生以下は7チーム、中学生以上には4チームが出場した。
小学生以下は栃木支部同士の決勝戦となり、息の合った撃塞小を見せた栃木A(立花梨々嘩、寺口晃聖、貫煌介)が判定5-0で大会連覇を達成した。

中学生以上は五十四歩を披露した神奈川東横浜(石坂優香、小川実夢、小川凌空)が、判定5-0で初優勝を飾った。

その後に行なわれた個人型は、連覇を続けている選手が複数名出場し注目が集まったが、明暗が分かれる結果となった。型・小学4年生女子は2018、2019と連覇を続けていた山田このみが順当に決勝へ進出したものの、同じ兵庫中央支部の岸本莉子に1-4で敗れ、3連覇はならなかった。

型・高校生男子は、2016年から4連覇を続けている中内功大と小川凌空が決勝へ進出。中内が判定5-0で中学生部門に続いての優勝をはたし、大会5連覇をはたした。また、型・高校生女子は2019年まで5連覇中の田中利奈が決勝戦で髙嶋紗莉を判定5-0で下し、6連覇を達成した。

型・男子35歳以上は佐野英雄が3連覇をかけて出場。順当に決勝へ進出したが、キレのある動きを見せた山野翔平に判定2-3で惜敗。4連覇はならなかった。


型・女子35歳以上は2019年に続き、谷口亜翠佳と砂川久美子が決勝で激突。谷口が判定3-2で接戦を制し、大会連覇を達成した。

また、型・男子19歳以上35歳未満は知識和也が、型・女子19歳以上35歳未満は鈴木あかりがそれぞれ頂点に立った。

第2グループでは中学生以上の新人戦と全日本シニア空手道選手権が行なわれ、全日本シニア空手道選手権は21部門で優勝が争われた。男子40歳以上45歳未満軽量級は、瀧本啓介が大会連覇をかけて植松崇との決勝戦に臨んだ。本戦0-0で迎えた延長戦は、突き、ヒザ蹴り、前蹴りで一気呵成に攻め立てた瀧本が優位に立ち、判定5-0で大会連覇を達成するとともに、通算4度目の優勝を飾った。

男子55歳以上60歳未満重量級は、2018、2019と連覇を続けている香山明広が準決勝で敗れる波乱が起こる。香山に勝利した大田竜馬がその勢いのまま決勝戦で嶋田悦正を本戦5-0で下し、頂点に立った。

男子60歳以上65歳未満重量級は、同じ東京城南川崎支部の前澤一吉と吉野雅彦による、じつに5度目となるドリームフェスティバル決勝対決が実現。吉野が勝利を収め、大会連覇をはたした。
男子65歳以上70歳未満重量級は、3連覇がかかった喜田幸利に注目が集まった。松野勝義との決勝戦は本戦で何度も上段廻し蹴りを繰り出したが、技有りは奪えず判定は1-1。延長に突入すると喜田の動きが失速し、松野が判定4-1で優勝を飾った。

女子40歳以上50歳未満軽量級は、2017年以来の組手部門出場となった谷口亜翠佳が決勝戦で福井真弓を本戦4-0で下し、型に続いてダブル優勝をはたした。

女子50歳以上60歳未満重量級は、2019まで6連覇を続けているシニアの絶対女王・森川セーラが指宿真里恵とのワンマッチ決勝戦に臨んだ。本戦は森川が体格差を活かした突きやヒザを繰り出すが、旗は2本止まり。互角の打ち合いとなった延長戦は、判定3-2で森川が接戦をものにして大会7連覇を達成した。

第3グループは幼年から小学6年生までの新人戦が行なわれ、聖地・東京体育館の夢舞台で熱戦を繰り広げた。

カラテドリームフェスティバル2020全国大会・初日結果
型団体結果
型個人結果
初日組手結果
組手新人戦

ドリームフェスティバル2020全国大会は令和3年度スポーツ庁補助事業です


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