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徳島西南支部 小笠勇治 初段昇段レポート 2011年12月18日

2012.07.25
昇段レポート

立ち向かう気持ち

 この度、昇段審査の機会を与えて下さった逢坂師範をはじめ西谷師範代、諸先生方に心より御礼申し上げます。また、これまで一緒に稽古して頂いた諸先輩方、道場生の皆様方、本当にありがとうございました。審査内容では、緊張や重圧のあまり納得のいかない点もありましたが、自分の実力はすべて出し切れたと思います。
 
 思い起こせば、趣味でやっていたウエイトトレーニングのジム通いで逢坂師範との出会いがあり、極真空手に興味を持ち始めました。そして現在の美馬道場開設前から入門し、15年の歳月が経ちました。体力には自信があったのですが、稽古についていくのが必死で、組手でもまったく歯がたたない状態でした。毎回、稽古に行っても倒されに行く様なもので、上達しない自分がとても腹立たしかったことを覚えています。

 「継続は力なり」という言葉が好きで、いつも頭の片隅にあり、何事もあきらめずに続けていれば、いつか「力」となって夢が叶うと信じていました。途中、何度と挫折しかけたのですが、その言葉を胸に「このままでは終われない、終わりたくない」と込み上げる気持ちと道場の仲間たちの励ましで、今日まで何とか続けることができました。
 
 私が、空手を続けて一番よかったと思うことは、困難や苦しいことがあっても、逃げ出さないで立ち向かっていける気持ちを持てたことです。道場に集まれば、同じ「志」を持ったかけがえのない戦友と、一緒に汗を流す時間を過ごせていることです。
 
 審査当日の10人組手は、想像以上に過酷で大変苦戦しました。しかし、苦しくてもどこにも逃げ場がないところに自分の身を置き、やり通すしかない状況は試合とは質が異なった厳しさがあり、また空手をやっていなければ味わえないものであり、厳粛な中、大変貴重な体験をさせて頂くことができました。
 
 まだまだ実力不足ですが、新極真の黒帯として、年齢と共に積み重ねてきた経験を生かし、後輩の良き見本となるべくチャレンジする気持ちを忘れず、生涯の修行を空手の道に通じ、極真の道をまっとうしていこうと思います。今後とも益々の御指導をよろしくお願い致します。

 押忍

徳島西南支部
支部長/責任者:逢坂祐一郎
連絡先住所:徳島県美馬郡美馬町字西荒川24-1
電話番号:0883-63-2733
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