この度は昇段のお許しをいただき誠にありがとうございます。
南里師範、遠田師範代を始め東京東支部の指導員の皆様、いつも一緒に道場で汗をながしている道場生の皆様のおかげを持ちまして、黒帯を締めさせていただけることとなりました。
入門前に稽古を見学させていただいた時には基本はともかく、移動稽古、組み手を見た時には果たして自分にもできるものかと一抹の不安を感じました。空手を始める前は九段下にあるボクシングジムに5年程、通っておりました。特にプロボクサーを目指していたわけではなかったので、そのジムでの練習はミット打ち、サンドバックが中心で目慣らし組み手のような軽いスパーリングが中心でした。
この5年の間にスパーリングをしたのは1ラウンド3分を2回、2ラウンド6分を1回のみでした。
いざ新極真会に入門してみると新極真の組み手は大変、厳しく1日でボクシングジムで経験したスパーリング回数を軽く越えました。レベルも高度で本当に自分がこのレベルに付いていけるのか最初は不安でしたが、周りの方々に支えていただいてなんとか稽古を続けていくことができました。
茶帯を締めることをお許しいただいた時の5人組み手も今後、空手の道の通じ、極真の道をまっとうする上で大変な自信となりましたが、今回10人組み手をやらせていただいて更に自信を深めることができました。今、思い出そうとしても自分がどう動いて蹴ったのか突いたのか、ほとんど記憶がないような状態です。
しかし、周りで応援していただいた方がたからの大きな掛け声のお陰でほとんど体が動かず不本意ではありましたが、しっかりと記憶に焼き付けることができました。
入門させていただいてから数々の諸先輩方の茶帯から黒帯への挑戦を見させていただきましたが、私程、色々な皆様の手を煩わせた人はいなかったと思います。
本当にお世話になりました皆様、ありがとうございました。
東京東支部
支部長/責任者:南里宏
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