この度は昇段審査の機会を与えていただきましたことを、山田師範に感謝申し上げます。
また、昇段のお許しをいただきましたことは、この上ない喜びであり重ねて深く感謝いたします。
46歳という中年を過ぎた時に当時の山田道場に入門させて頂いたのが6年11か月前になります。
初日の稽古を終え思ったことは「大変な世界に足を踏み入れた」ということでした。
「絶対に黒帯に」という思いはあるものの、日々の稽古はきつく、今日まで続けてこれたのは山田師範をはじめ、のぞみ先生や諸先輩の温かいご指導と支部の仲間たちの作るアットホームな環境にあったことは間違いありません。
家庭、仕事、空手のトライアングルのベクトルがそれぞれ良い形で影響しあい、日々の生活に張りが出き充実感を覚える頃には、次第に体力や技術もつき帯の色も上がり茶帯となった時には、黒帯が明確な目標となりました。
そのような頃、師範より「尼崎道場の指導を手伝って欲しい」との思いもかけないお声掛けをいただき「押忍」と返事を返したものの、自分で良いのか?という自問は消えませんでした。
「基本をしっかりと教えるとともに、礼儀を躾ける」ということを肝に銘じた指導員生活も約1年となります。
この度の審査では10人組手に声援を送ってくれる道場生の中に、尼崎道場の生徒や保護者の方々の姿がありました。温かい声援は折れそうになる心を確実に支えてくれました。
「子どもたちに途中で投げる姿は見せられない」という気持ちが限界に達していた体を支えてくれました。
感謝の一言です。
黒帯をいただいたこれからは、より一層真摯に精進し支部の発展に微力ながら寄与できればと思います。最後に、嬉々として稽古に出かける私を快く送り出してくれる家族に深い感謝を捧げます。 押忍
兵庫中央支部
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