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長野支部 江本寿東 初段昇段レポート(2013年12月8日)

2014.01.15
昇段レポート

この度は、昇段審査の受審および昇段の許可をいただき、誠にありがとうございます。

現在45歳。
当初は、泣き虫だった小学校2年の息子を少しでも強く育てたいとの気持ちで、5年前に島内道場を訪れたのが入門のきっかけでした。
息子のために共に始めた空手でしたが、いつの間にか自分の方が虜になっていました。

高校で空手部に所属していたこともあり、基本などの稽古は何とか形になったものの、組手にいたっては高校のそれとは違い強さも痛みも半端ではいと感じたことを今でもはっきり覚えています。
その後、穂高道場に所属させていただき諸先輩方に指導稽古をつけていただくことになり、さらに充実した稽古をできるようになりました。もちろん痛い思いもたくさんしました。

「極真カラテ」の強さの裏には当然苦しさや痛さがあります。
打撲は当たり前、組手による骨折で稽古を休まなくてはならない期間を設けることも幾度となくあったのですが、その都度そんな怪我を道場で笑い話や思い出話として話せる自分がいることに驚くとともに、これこそが極真カラテの素晴らしさであり、強さであり、温かさなのだと実感したことを覚えています。

平成25年度を迎えると同時に今年からは昇段をも視野に入れながら、より一層充実した稽古を積んでいきたいと思ったのですが、仕事の多忙さと体調不良や怪我などもあって思うように稽古ができない時期があったりもしました。そんな折も先輩方に助けられ道場生に励まされ、皆に助けられ今日に至ったと思います。
 
審査当日、持病もあっての審査故にいくつか制限があり、また組手にいたっては途中から記憶がなくなっているような状態でしたが、何とか最後まで立って終えることができました。
「昇段」
これはゴールではなく新たなスタートであり、これからも力戦奮闘し稽古に励み空手道に精進していきたいと思います。
最後に、昇段をお許しいただいた藤原師範、御指導いただいた高橋先輩をはじめとする諸先輩方、道場生の皆様、本当にありがとうございました。

押忍

長野支部
支部長/責任者:藤原康晴
連絡先住所:長野県松本市寿北1-7-6
電話番号: 0263-28-6177
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