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神奈川東横浜支部 上村隆幸 初段昇段レポート(2014年2月16日)

2014.03.19
昇段レポート

昇段者レポート-630x210

此の度、昇段をお許し頂きましたこと、また昇段に至るまで長きに渡りご指導を賜りましたこと、木元師範には心より御礼申し上げます。

私は、精神面を強く鍛えたい、恐怖心に打ち克ちたいと考えて入門を決意し、そうした強さの象徴として、黒帯を目標に鍛錬を続けてまいりました。

しかし、ご存じの通り、決して順風満帆の道のりではなく、また、気持ち強く保ち続けることができたわけではなく、入門以来「もう続けられない」と、何度も挫けそうになりました。

それでもなお、気持ちを強く持ち直し、今日まで鍛錬を続けて来られたのは、師範をはじめ、諸先輩、仲間からの支えがあったからに他なりません。

私にとっての黒帯は、鍛錬の結果、強く成長することができた証というだけでなく、これまで支えて下さった多くの方々の思いを、しっかりと受け止められる気持ちの強さ、そして優しさを身につけることができた証であると思います。

だからこそ、新極真空手の黒帯の仲間入りをさせて頂くことへの感謝と誇りをこれ以上ないほどに強く感じており、この文章を書いている今もなお、その気持ちが弱まることはありません。

此の度の昇段に向けて、可能な限り多くの試合に出場させて頂いた中でも、多くの気づきと進歩を得ることができました。

技や力以外の要素も絡み合う、勝負の難しさ。付け焼刃は絶対に通用しない、準備の大切さ。

一試合一試合が、何かに気づき、さらにまた実践する進歩の場でした。

試合という同じ場でも、審判の経験では自分が出場するのとは全く異なる体験をし、些細な違いによって勝敗が分かれてしまうという、人を評価することの厳しさを学びました。

昇段までの道のりは、振り返ってみてもとても長いものだったと感じます。
しかし、そのためにかけた時間の分、私の中に蓄積され、身についたものは、とても大きなものとなっていると思います。

時間があれば、とにかく型をやりこみ、移動をやりこみ、とにかく稽古以外の日であっても突き、蹴りの練習など一人で出来る稽古を続け、とにかく時間をかけてきました。

その稽古の時間すべてが私のいしずえであり、すべてが私の心と体に成っています。

10人組手では、長年お世話になりました喜田師範代をはじめ、先輩方の圧倒的な強さを感じながらも、一突き、一蹴りがありがたく ただただ感謝の念のみを感じておりました。

何かを考えるような余裕はありませんでしたが、先輩方の一突き、一蹴りが、入門から昇段の今まで積み上げてきた稽古を呼び起こし、これまでの空手の道を振り返るような時間だったように思います。

昇段のお許しを頂いた今、木元道場で当たり前のように行われる新極真魂の実践とは何かを改めて考えた時、“自分が与えられたものを、次の世代に与える”ということであると私は思います。

私は今後、一人でも多くの道場生に、新極真空手を通じた社会貢献や真のリーダーシップの喜びを共有していく、そんな存在となっていきたいです。

私は“強さ”を求めて木元道場に入門しましたが、私が木元道場で手に出来た最も尊いものは“優しさ”であったと思います。

本当にありがとうございました。

ますます精進いたします。押忍

上村隆幸1

神奈川東横浜支部
支部長/責任者:木元正資
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