この度は、昇段のお許しを頂きありがとうございます。
初めての稽古の日、道着に手を通した時、嬉しくてニヤッとしたのを今でも覚えています。
小学生の頃から、リーリンチェンやジャッキーチェンのカンフー映画が好きで、当時少林寺拳法を習っておりましたが、中途半端に茶帯で辞めてしまいました。
それから、中学・高校と他のスポーツをし、武道からは、全く離れていました。
その後、結婚し3人の子に恵まれ、強くなって欲しいという思いで、極真空手の道場に長男を入門させました。
それから、長男の稽古姿を見て、次第に自分もやってみたいという思いが強くなり、二男と友人と共に入門させていただきました。
それから、下の娘も5歳で入門し、みんなで稽古に励んでいました。
特に、型の稽古は子供達に教わることが多く、本当に助かりました。
入門当初35歳だった私は、40歳までには黒帯をと目標を立てていましたが、完全に甘く見ておりました。
10級に昇級してすぐ組手中に肋骨を骨折し激痛で苦しんでいたんですが、道場の先輩達は、肋骨の骨折は、ちょっときつめの打撲やし大したことないと、、、
空手家の凄さを痛感しました。
その後も、1年に1〜2回のペースで骨折し、怪我で稽古ができない時もありましたが、人間の治癒力の凄さに感動しながらも、しんどくて嫌な時もあり、自分に言い訳をして、自分に負けてしまいそうになる時も、子供達に刺激をもらいこの昇段審査を迎えられたと思います。
この道場に入門をし、どんなことにも通じる心・技・体の重要性を教えていただきました。
昇段審査を迎えるにあたり村山師範、先輩方、道場生のみなさま、友人に沢山の御協力をいただき本当に有り難うございました。
最後に、家族、嫁さんに感謝したいと思います。
初めて道着を着た時の初心の気持ちを忘れずに、黒帯として精進して参りたいと思います。
京都南支部
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