この度は、昇段審査を受審させていただきありがとうございました。
空手を始めて、今年で7年が経ちます。
空手暦26年の父、3才年上できびしい稽古をしながら試合に出ていた兄を見て、自分も空手をしてみたいと思いました。
道場は、兄の送り迎えをしていた母について行き、稽古をよく見ていたので、自分にとってもなじみの深い場所でした。
しかし、いざ入門して「押忍」とあいさつをして道場に足を踏み入れたときは、今までと違う気持ちで、とても緊張したのをはっきりと覚えています。
そんな自分に周りの先輩方が優しく声をかけてくれ、色々と教えてもらうにつれ、空手に対する気持ちが、不安から楽しみへと変わっていきました。
稽古を積んで白帯から色帯を締めると、スパーリングの稽古が新たに増え、自分も父や兄のように試合に出てみたいと思いました。
試合に出るまでの稽古はとてもきびしいものでしたが、いざ試合の舞台に立つと、緊張で何も出来ないうちに試合が終わってしまい、一回戦負けという不甲斐ない結果になってしまいました。
そこから「勝ちたい」と言う気持ちが強くなり、今まで以上にきびしい稽古もがんばれるようになりました。
試合に出て戦うときは1人ですが、それまでに同じ目標を持ち、切磋琢磨しながら一緒にがんばれる仲間、仕事で忙しいのに時間をつくって稽古に付き合ってくれる父、遠い道場まで送り迎えしてくれる母、色々な人たちが支えてくれていて、一人じゃないんだという気持ちで試合に臨むようになりました。
目標としていた黒帯になれた今、先輩方が自分にしてくれた様に、今度は自分が後輩達に優しく声をかけていきたいと思います。
京都南支部
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