この度は弐段への昇段をお許しを頂き誠にありがとうございました。
7歳の頃に父の勧めで空手を始め、14年の月日が流れました。
初段に昇段をさせて頂いたのは、小学校6年生の頃と早い段階でした。
それから中学、高校と年を重ねる毎に、初段としての自覚を持ちこの日まで精進してきました。
大学生になると同時に指導もやらせて頂くようになりました。
中学生から壮年部までと様々な年代の方たちに指導をして行くと、選手としてやっていくだけではわからなかった様々な気づきを得ることが出来、また、その気づきが自分自身を成長させてくれました。
南里師範から昇段のお許しをいただき、遠田師範代から指導員としてもやってきているのだから、昇段を考えなさいとお声をかけていただき、今回受けさせていただきました。
審査を受けると決意してから、基本、型、移動とまた一から見直しました。
審査に向けた稽古としてだけでなく、自分にとって空手とは何かという事を改めて考える事が出来ました。
就職活動も本格的に始まり、暫く試合にも出場できない時期だったので、全てを見直す良い機会になりました。
審査が始まり、昇段するのが今回は自分だけだったので、自分が全体を引っ張って行くような形で行いました。
審査を受ける立場であると同時に、常に全体の良いお手本でないといけないと言う独特な緊張感がありました。
手本として南里師範の指示を完璧にこなさなければならないと言う意識、その意識を切らさずに全体を見て号令をかけ、引っ張っていかなければならないと言う責任感を感じました。
そして、それをこなせているかと言う事が今回の自分にとっての審査だったのではないかと思いました。
また、このような普段の稽古では感じることのできない経験をさせて頂き感謝をしています。
最後になりましたが、審査をしてくださった南里師範、これまで稽古をしてくださった遠田師範代、一緒に稽古をさせていただいている皆さん、ありがとうございました。
まだまだ未熟な自分ではありますが、これからもよろしくお願い致します。押忍
新極真会