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大阪北支部 吉川伸雄 初段昇段レポート(2015年10月18日)

2016.01.06
昇段レポート

この度は、昇段のお許しをいただき、誠にありがとうございました。

私が新極真会に入門したのは、今から10年前の34歳の時でした。
その時の職場の上司が空手をやっておられ、その方の「30代からでも出来るよ!やったらええやん!」との言葉に後を押され、当時オープンしたばかりの都島道場に入門しました。

まだ道場生も少人数でしたので、野上師範代から、ほぼマンツーマンで基本からみっちり教えていただきました。
その後もコンスタントに昇級審査を受けたり試合にも出場したりと、順調に空手人生を歩んでいましたが、それは長くは続きませんでした。

ある日、持病の腰痛(椎間板ヘルニア)が再発してしまったのです。
それからは一進一退の空手人生となりました。

腰痛が繰り返し起こり稽古に行ったり休んだり、数カ月稽古を休むことも何度もありました。
ただ幸いな事に、この2年程は腰の調子が良く、順調に1級まで昇級し、今回の昇段審査を受けさせていただく事が出来ました。

審査当日は緊張の余り、移動稽古、型は共に硬さがあり上手くできませんでした。
そしていよいよ10人組手の時がきました。

私は今回審査を受ける前に野上師範代と約束していた事がありました。
それは「10人組手の1人目から全力で行く事」です。

恥ずかしい話ですが、10人の長丁場ですから私はある程度ペース配分をしなければと考えていました。
「絶対に後悔はして欲しくないから。途中で倒れてもいいから全力で行こう!」野上師範代の熱い想いに私の心は決まりました。

10人組手の途中、本当に何度も倒れながら何とか達成する事ができた時、私は泣いていました。
周りで見守ってくれていた仲間たちからも「感動して泣いてしまった」と言われました。 

最後になりましたが、昇段審査の機会を与えてくださった前田師範、熱いアドバイスをしてくださった野上師範代、審査前の指導をしていただいた西井先輩、久保先輩、内田さん、政岡君、組手の相手をしてくださったみなさん、応援に駆けつけてくださったみなさん、本当にありがとうございました。 押忍

吉川伸雄2

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