この度は、昇段審査を受審させて頂きまた、昇段をお許しいただき誠にありがとうございます。
師範から一年前に｢来年昇段審査を受けなさい。」と声を掛けて頂き、勢いで｢押忍」と言ったものの、正直今までの自分は、空手武道に対して向上心を持って熱く取り組んで来たのかと思うとそうではなく、理由付けては自分に甘く、何となく今までやってきました。
そんな自分が受審させてもらってもいいのか、この1年自信がありませんでした。
日々自分なりに稽古に取り組む中、不安な部分を埋めようと勝手ながら本部に何度かお邪魔しました。
稽古ではとても快く、熱心に細かい所まで教えて頂きました。
また、道場の皆さんにも｢審査頑張って下さい。」と、温かい言葉を掛けて頂き自分に勢いが付きました。
本当にありがとうございました。
本番では、教えて頂いた型は後ろから見ると多々悪い所もでましたが、自身を持ってやり遂げる事ができました。
組手では、一人目で息が乱れ、二人目で腹を効かされ、早くも心が折れ、弱い自分が出てしまい、もう倒れてしまいそうでした。
そして九人目、十人目は二十年来の大事な仲間でした。
九人目は同級生と言うのも有り、色々な思いが力をくれました。
十人目は分支部長でもある先生で、胸を借りて十一年分の思いをもって打ち合いましたが、手が出ませんでした。
二人との考え深い時間でした。
ありがとうございました。
今後段位に恥じぬ様に、少しずつでも成長していきたいと思います。
最後に昇段の機会を与えて頂いた奥村師範、組手の相手をして下さった先輩方、声援を下さった皆さん、本当にありがとうございます。
そしてこの十一年間空手を通じて知り合った方々に心から感謝します。押忍
千葉南支部
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