今回昇段審査を受けさせていただいて、楠師範、川口師範代、黒帯の先輩方ありがとうございました。
私が空手を始めて17年目になりました。
空手を始めたきっかけは、弟が先に入門していて見学に行ったのが始まりでした。
初めのころは、黒帯になるまではやめないという事を父と約束して稽古をやっていました。
空手を始めたころは本当に弱くて、組手が嫌いでした。
小学校高学年になって、弟ばかり入賞しているのを見て、初めて悔しい気持ちになりました。
それから父との稽古の毎日が始まり、毎日父が学校帰りに家に居るか居ないか確認していたのを覚えています。
毎日の稽古で入賞できるようになり、空手が楽しくなるとなぜか学校生活も楽しくなってきて、今思えば空手が自分自身も変えてくれたと思います。
しかし高校に入って、一般の大会に出場するようになり、これまで稽古してもらったことを、だんだん一人で強くなれると勘違いをしだし、組手もうまくいかなくなり、空手から離れたりもしました。
結婚して子供ができ、もう空手はいいじゃないかと思ったりもしました。
そんな時、弟たちが頑張っている姿を見て、もう一度頑張ろうという気持ちにさせてもらい、弟たちと稽古をしました。
弟たちの世界大会を見て、悔しい気持ちと、次の世界大会に出ると強く思うようになりました。
今回弐段に昇段させていただいたので、これからは指導者としてももっと成長させていきたいと思います。
最後に、空手をできる環境を作ってくれている父親、優しく時に厳しく見守る母親、一緒に稽古している兄弟、きつくても何も言わず空手を応援してくれる嫁と子供たち、空手ができるようにと仕事を頑張ってくれている会社の先輩方、そして楠師範、師範代、先輩方、佐賀筑後支部の皆さん、まだまだいますが、私を応援してくれている方々に感謝をして、新極真会の弐段の帯に恥じぬよう日々精進していきたいと思います。
本当にありがとうございました。
佐賀筑後支部
支部長/責任者：楠愼吾
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