まず初めに、この度は昇段審査を受審させて頂きありがとうございました。
私は、空手を始めさせてもらい今年で16年目になります。
兄が空手の稽古をしている姿を見て、「自分もやりたい!」と母にお願いした事を未だに覚えています。
入門当初、元々体を動かすことが大好きだった私は毎週稽古へ行くことが楽しみでした。
稽古を重ねる内に、大会にも出るようになり、勝つことの嬉しさや負けることの悔しさなど、沢山学ばさせて頂きました。
何年も続けている内に、辞めたいと思うことが多々ありました。
その時「もう一度考え直してこい。」と、いつも引き止めてくれたのは松本師範でした。
師範には記憶も曖昧な幼い頃から空手を教えて頂いているため、私の中では空手の先生であり、お父さんのような存在でした。
その為、反抗期には沢山迷惑や心配をかけてしまった事を覚えています。
今、私がこうして空手を続けられているのは師範のお陰だと思っています。
本当にありがとうございます。
毎週稽古を重ねる内に空手が大好きになり、全日本大会などにも関心を持つようになりました。
全国で活躍している選手と戦うこと、そしてそこで優勝することを夢見て稽古に励んでいた矢先、膝の故障を起こしてしまい、思うように稽古をすることが出来なくなりました。
今回、昇段についてお話しを頂いた時も、この膝で最後まで出来るのかという不安だけでなく、実力、実績どれをとっても未熟に感じました。
しかしここで諦めていては、この先も故障を理由に何もできなくなるのではないかと思い、受審させてもらうことにしました。
今回、初段を頂く事ができましたが、黒帯としてはまだまだなので、これから更に気を引き締め、黒帯としての自覚を持って精進していきたいと思っています。
最後になりましたが、審査に携わって頂きました、師範、黒帯の先生方、先輩方には本当に感謝しています。
また、これまで練習に付き合って頂いた道場生の皆さん、応援して下さった保護者の方々、本当にありがとうございました。
これからも頑張って行きますので、よろしくお願いします。
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