この度は、昇段審査受審の許可を頂き、また昇段のお許しを頂き誠にありがとうございました。
中学生の頃に極真空手に興味を持ち、一度は習ってみたいと考えていましたが、入門する勇気がありませんでした。
30代の中頃、精神的にも肉体的にも強くなりたいと思い、空手を習い始めました。
始めたころは怪我することも多々ありましたが、徐々に体も強くなり怪我もほとんどしなくなりました。
そして試合にも年6、7回出場するよになり、いつの間にか、空手が私の生活の中でなくてはならないものになっていました。
昇段審査は基本、体力、移動、型、組手と全てにおいて黒帯としての高いレベルが求められます。
この度、昇段審査のお話をいただき、思い切って挑戦させていただくことに致しました。
昇段の受審者は、自分一人でしたが精一杯頑張ろうという気持ちで臨みました。
緊張の為かやりこんだはずの移動、型では切れも悪く思うように動けませんでした。
ジャンピングスクワット100回も何とか終わり、十人組手では、体力的にも限界に達していましたが、道場の仲間、少年部、父母の方の応援のお陰で、最後まで心折れずに頑張ることができました。
審査終了後、佐伯師範より昇段のお許しを頂き、この上ない喜びで一杯でした。
50歳の節目の年に、生涯忘れることの出来なない素晴らしい体験をさせて頂き、皆さんにとても感謝しております。
長い間、目標にしていた黒帯ですがゴールではありません、ここからが新たな空手人生のスタートです。
今後は、弐段への昇段を目指して精進してまいります。
最後になりますが、ご指導いただいた佐伯師範、審査をしてくださった先生方、そして十人組手の相手をしてくださった方、応援してくれた道場の仲間や少年部、父母の皆さま、この場を借りて心より御礼申し上げます。
東京佐伯道場
支部長/責任者:佐伯健徳
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