弱い自分を叱ってくれた
この度は 昇段のお許しを頂き誠にありがとうございます。
思い返して見れば 9年ほど前に興味本意で始めてみたのが空手でした。
当時保育園生だった私にとっては初めての習い事で、門をくぐって見た光景は強く衝撃を受けました。
人と人が組手をしているのを見て、不思議と胸が高まりました。
しかし、時が経つにつれ私は、空手を憂鬱だと感じるようになりました。
そしてついに4年生になり、周りの道場生の体も大きくなり痛みを感じるようになってから、少しずつ空手から逃げてきた私がいました。
しかし、そんな私を一生懸命叱って下さったのが遠田師範代でした。
ある日、私はまた30分程度遅れて道場へ行った時、師範代は「俺とお前の親との信頼関係が崩れちゃうだろう」、「自分に甘えが生じるから遅刻を習慣にしては、絶対にダメだ」などの言葉を下さり、そしてその後に、私を暖かく抱きしめてくださったのです。
私は当時抱きしめの意味がわかりませんでしたが、今ならなんとなくわかるような気がします。
このことから、私は少しずつですが空手に積極的になりました。
ここで叱ってくれなければ、私は空手をやめていたかもしれません。
私に変われることを教えてくれてありがとうございました。
最後になりましたが、こんな私を暖かく厳しくも黒帯まで導いてくれた遠田師範代を中心に、これまで指導をしてくださった先輩方、いままで一緒に練習をしてくれた仲間たち、そして経済的な面まで私の面倒を見てくれたお父さん、お母さん、本当にありがとうございました。
黒帯という自覚を持って、一回一回の練習を大切にしていきます。押忍
東京東支部
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